GCP(Google Cloud Platform)のおすすめ本・参考書11冊!現役クラウドエンジニアが厳選

最終更新日

Googleが提供するクラウド・コンピューティング・サービスのGCP(Google Cloud Platform)を学びたい方におすすめの本・書籍を紹介します。GCPはAmazonのAWSやマイクロソフトのAzureが類似製品にあたるもので、IaaS、PaaS、SaaSなどさまざまなサービスを提供しており学ぶ範囲も膨大です。

私が勤務するITメガベンチャーでもGCP・AWS・Azureなどのクラウド製品を利用しておりGCPに詳しいインフラエンジニア・サーバーエンジニアが多数在籍しています。今回、GCPのおすすめ本・参考書を紹介するにあたって、実際に業務でGCPを使い倒しているエンジニアにもヒアリングした上で書籍の選定・記事の執筆/編集をしています。また実際に読んだ人の評判・クチコミも元にして選定しています。

単純に本を羅列するだけではなく、実際に本を読んだ人の感想や参考書を活用して勉強したエンジニアの口コミも合わせて掲載しています。気になる本や書籍があれば読んでみてください。^^

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GCPのおすすめ本・参考書(入門書〜中級者まで)

さっそく本題であるGCP(Google Cloud Platform)のおすすめ本・参考書を紹介していきます!レベル感としては入門書レベル〜中級者以上のものまで幅広くピックアップしました。

GCPの教科書

GCP(Google Cloud Platform)のおすすめ本としてまず紹介するのが「GCPの教科書」です。本書は、GCPに興味を持っているけどどこから始めていいかわからない方が最初に読む本としてもおすすめです。この本は、GCPの基礎から応用までを、初心者でも理解しやすい言葉で丁寧に解説しています。特に注目すべきは、機械学習やビッグデータといった最先端技術のGCP利用方法が詳しく説明されている点です。

AWSを使っていた人に向けた章もあり、両プラットフォームの違いを理解するのに役立つのも嬉しいポイント!さらに、GUIとCUIでの操作方法が記載されているため、実際に手を動かしながら学ぶことができます。GCPの全体像を掴みたい、または使いこなしたいと考えている方にとって、この一冊は非常に良い参考書・入門書と言えます^^

※本書は「サーバーのおすすめ本・参考書ランキング」でも紹介しています^^

▼書籍概要

書籍名GCPの教科書
対象レベル初心者〜中級者
ひとこと説明GCPの全貌がこの一冊で!初心者からステップアップしたい方への道標となる教科書
著者クラウドエース株式会社 吉積 礼敏・他
発売日2019/4/19
ページ数360ページ
出版社リックテレコム
中身(目次)第1章 Google Cloud Platformとは?
第2章 GCPの基本を知ろう
第3章 GCPの基本サービスを学ぼう
第4章 高度なサービスを知ろう(その1)
第5章 高度なサービスを知ろう(その2)
第6章 機械学習
第7章 GCPで使えるAPIの紹介
第8章 AWSユーザーへ
第9章 GCPのまとめと今後の展望
読んだ人のクチコミ・本題の通りまさに「GCPの教科書」と言える内容。網羅的にGCPについて書かれていますし、AWSとの違いについても書かれているのでこれまでAWSを使用していた自分にとって良い入門書となりました。
・クラウドエンジニアの参考書として推薦されており読みました。非常によくまとまっていて何度も読み返したい一冊。

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Google Cloud Platform エンタープライズ設計ガイド

GCPのおすすめ本として2冊目に紹介するのが「Google Cloud Platform エンタープライズ設計ガイド」です。この本は、クラウドサービスに初めて手を出す方から、もう少し踏み込んだ知識を求める方まで幅広く支持されています。この書籍はGCPの全体像を説明しつつ、AWSやAzureといった他のクラウドサービスとの比較を通じてGCPの利点や特色を明確に理解できるようにまとめられています。特に、GCPがどのようにマネージドサービスやAI技術を前面に押し出しているか実際の使用シナリオを交えて説明しており、GCPを使いこなすイメージができるようになります。また、アプリ開発からインフラ設計まで具体的なケースが豊富に紹介されている点も大きな魅力です。この一冊を手にすることでGCPの基礎から応用まで効率的に学び進めることができます。

▼書籍概要

書籍名Google Cloud Platform エンタープライズ設計ガイド
対象レベル初心者〜中級者
ひとこと説明GCPの魅力を深堀り!AWS比較で見る究極のエンタープライズ設計指南
著者遠山 陽介 (著), 深津 康行 (著), 中庄谷 哲平 (著), 小島 仁志 (著)
発売日2018/5/17
ページ数254ページ
出版社日経BP
中身(目次)第1章 Google Cloud Platformの特徴
第2章 コンピューティングサービス
第3章 ストレージサービス
第4章 ネットワーキングサービス
第5章 ビッグデータサービス
第6章 機械学習サービス
第7章 アカウント管理・請求管理
第8章 運用監視サービス
第9章 シナリオ 「GCPを活用したWebシステムの設計/構築」
第10章 シナリオ 「GCPを活用したハイブリッドクラウド環境の構築」
第11章 シナリオ 「Webサイトと業務システムのデータ統合/分析を小さく始める」
Appendix 機械学習サービスの使い方
読んだ人のクチコミ・エンタープライズシステムでGCP移行をするプロジェクトを担当することになりました。本書のおかげで事故なく切り替えできました!
・オンプレしか運用したことないけど読んでみた。自社も早くクラウドに切り替えたいと心底思いました笑

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プログラマのためのGoogle Cloud Platform入門

3冊目に紹介するGCPのおすすめ本は「プログラマのためのGoogle Cloud Platform入門: サービスの全体像からクラウドネイティブアプリケーション構築まで」です。本書はGCPをはじめて使うプログラマに最適な入門書です。この本では、GCPの様々なサービスや、それらを組み合わせて最適なクラウドネイティブアプリケーションを作り上げる方法が、具体的な事例を交えながら解説されています。特に、Webアプリケーションの立ち上げ方から、今話題のコンテナ技術やオーケストレーションまで、実務で使える技術が幅広くカバーされている点が大きな特徴です。

インフラの基礎知識も一緒に学べるため、技術の迅速な変化に対応できる力を身につけられます。AWSなど他のクラウドサービスの経験はあるがGCPは初めてという方にもぜひオススメしたい一冊です。

▼書籍概要

書籍名プログラマのためのGoogle Cloud Platform入門: サービスの全体像からクラウドネイティブアプリケーション構築まで
対象レベル初心者向け
ひとこと説明GCPでアプリ開発を加速!基礎からクラウドネイティブまでサンプルを使って掴める入門書
著者阿佐 志保 (著), 中井 悦司 (著)
発売日2017/6/1
ページ数281ページ
出版社翔泳社
中身(目次)第1章 Google Cloud Platformの概要
第2章 Webアプリケーション実行基盤を構築しよう
第3章 止まらないWebアプリケーション基盤を構築しよう
第4章 コンテナ実行環境でマイクロサービスアーキテクチャを体験しよう
第5章 機械学習を用いたGAEアプリケーション
付録A Stackdriverによるシステム運用
付録B Cloud IAMによるアカウント管理
付録C GCPの最新技術情報の入手
読んだ人のクチコミ・GCPの参考書をいくつか読みましたが、クラウド初心者でも理解できるのは本書でした
・Google Cloud Platformを個人開発に使いたくて読みました。本書の内容に沿って設定をすることで特に問題なく運用開始できました!

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エンタープライズのためのGoogle Cloud

GCP(Google Cloud Platform)のおすすめ本として4冊目に紹介したいのが「エンタープライズのためのGoogle Cloud クラウドを活用したシステムの構築と運用」です。本書は企業の業務システム・基幹システムをクラウドへ移行する際の必読書と言えます。Google Cloudを使いこなすため実践的なノウハウが詰まっており、アカウントやセキュリティ、ネットワーク設計といった、オンプレミス時代にも重要視される領域からクラウド独自の監視・運用設計まで幅広くカバーされています。特に、オンプレミスシステムをGoogle Cloud上でどう実現するかにフォーカスしている点がこの本の大きな特長です。簡潔ながらも深い洞察で、クラウド移行のプロジェクト例を通じて理解を深めることができます。クラウド技術を用いたシステム構築に興味がある方にとって分かりやすく実用的なガイドブックとなります。

▼書籍概要

書籍名エンタープライズのためのGoogle Cloud クラウドを活用したシステムの構築と運用
対象レベル中級者以上
ひとこと説明Google Cloudで変革を!エンタープライズ移行の全てが学べる本格的な教科書
著者遠山 雄二 (著, 監修), 矢口 悟志 (著), 小野 友也 (著), 渡邊 誠 (著), 岩成 祐樹 (著), 久保 智夫 (著), 村上 大河 (著), 星 美鈴 (著), 中井 悦司 (監修), 佐藤 聖規 (監修)
発売日2022/1/18
ページ数352ページ
出版社翔泳社
中身(目次)Chapter 1:Google Cloudの概要
Chapter 2:アカウント設計
Chapter 3:セキュリティ設計
Chapter 4:ネットワーク設計
Chapter 5:プロダクト設計
Chapter 6:監視・運用設計
Chapter 7:移行設計
Chapter 8:Google Cloudを用いたエンタープライズシステム(クラウド移行プロジェクトの例)
読んだ人のクチコミ・情シス担当として基幹システムをクラウド移行(GCPに移行)することになり本書を手に取りました。非常に実務的な内容でかなり参考になります。自分と同じような立場でGCPに移行するプロジェクトを担当する方にはまじで読んで欲しい!

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Google Cloudではじめる実践データエンジニアリング入門

次に紹介するGCP(Google Cloud Platform)のおすすめ本は「Google Cloudではじめる実践データエンジニアリング入門[業務で使えるデータ基盤構築]」です。この本は、Google Cloudを駆使してデータ基盤を築くための実践的な入門書です。データエンジニアリングの基本から応用までを網羅し、BigQueryをはじめとするGCPのサービス活用法が豊富に紹介されています。特に、データウェアハウスやデータパイプラインの構築方法に加え、セキュリティやコスト管理の秘訣が詳しく解説されている点がこの本の大きな魅力となっています。データ基盤に初めて取り組む方から、既にGCPを使っている現場担当者まで、幅広い読者に役立つ内容が盛りだくさんです。データ分析基盤の構築に必要な知識を効率よく身につけられる良い参考書です。

▼書籍概要

書籍名Google Cloudではじめる実践データエンジニアリング入門[業務で使えるデータ基盤構築]
対象レベル初心者〜中級者
ひとこと説明GCPでデータ基盤を築く全てを。入門から業務で使える実践まで、これ一冊でマスターできる入門書
著者下田 倫大 (著), 寳野 雄太 (著), 饗庭 秀一郎 (著), 吉田 啓二 (著)
発売日2021/2/20
ページ数440ページ
出版社技術評論社
中身(目次)第1章 データ基盤の概要
第2章 BigQueryのコンセプトと利用方法
第3章 データウェアハウスの構築
第4章 データレイクの構築
第5章 ETL/ELT処理
第6章 ワークフロー管理とデータ統合
第7章 データ分析基盤におけるセキュリティとコスト管理の設計
第8章 BigQuery へのデータ集約
第9章 ビジネスインテリジェンス
第10章 リアルタイム分析
第11章 発展的な分析
読んだ人のクチコミ・データエンジニアの初心者ですがBigQueryを活用してデータ分析基盤を作りたくて読みました。非常によくまとまっていて助かりました。
・自社サービスがグロースして誰でもデータ分析できる環境を作ろうという事業部の動きがあったのですが、本書のおかげでGoogle Cloudで何とか構築できました。

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ハンズオンで分かりやすく学べる Google Cloud実践活用術

GCPのおすすめ本で6冊目に紹介するのは「ハンズオンで分かりやすく学べる Google Cloud実践活用術 データ分析・システム基盤編 Google監修」です。本書は、Google Cloudを使ってみたい・クラウドに興味はあるけれど何から始めれば良いのか分からないといった方に最適な入門書です。Google自ら監修のもと、データ分析からシステム基盤までの必要な知識が幅広く、かつ深く解説してくれています。特に、データ分析の強力なツールであるBigQueryや、コンテナ管理のデファクトスタンダードであるGKEに関する解説は非常に丁寧で、これらの技術を初めて触れる初心者から、さらなる知識を求める中級者までが即実践に移せるようなノウハウが豊富に盛り込まれています。ハンズオン形式が採用されているため、理論的な知識だけではなく実際の操作感覚もしっかりと掴むことができて実践練習を積める点がこの書籍の大きな魅力の一つです!

▼書籍概要

書籍名ハンズオンで分かりやすく学べる Google Cloud実践活用術 データ分析・システム基盤編 Google監修
対象レベル初心者〜中級者
ひとこと説明Google Cloudの魅力を存分に!Google監修が初心者も上級者も満足のデータ&システム基盤解説
著者日経クロステック (著), 大澤 文孝 (著)
発売日2021/7/8
ページ数302ページ
出版社日経BP
中身(目次)第1章 ビッグデータサービスの概要
第2章 BigQueryを体験する
第3章 BigQueryの内部構造
第4章 タイムトラベル機能を使ったデータの復元
第5章 BigQueryへのデータ取り込み
第6章 Data Catalogを用いたメタデータの管理
第7章 リアルタイム分析
第8章 セキュリティ設計とコスト管理
第9章 コンテナの仕組みと歴史
第10章 コンテナを体験する
第11章 コンテナオーケストレーションの仕組みとKubernetesの特徴
第12章 Google Kubernetes Engine(GKE)を体験する
第13章 GKEを活用した設計のポイント
第14章 GKEを使ったシステム運用のポイント
Appendix Google Cloudの基本
読んだ人のクチコミ・データエンジニア初心者としてGoogle bigqueryを使ったデータ分析基盤とダッシュボードを作ることになり読みました。ただの入門書・参考書というよりは実際に手を動かしながらハンズオン形式で構築していけるので、あまり知識がない自分でも良い感じに作り上げることができました。

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GCPの教科書II 【コンテナ開発編】 KubernetesとGKE、Cloud Run、サービスメッシュを詳解

次に紹介するGCPのおすすめ本は「GCPの教科書II 【コンテナ開発編】 KubernetesとGKE、Cloud Run、サービスメッシュを詳解」です。GCPでのコンテナ開発に焦点を当てたこの書籍は、現代のアプリ開発において必須の技術を詳細に説明している入門書です。Kubernetes、GKE、そしてサービスメッシュに至るまで、これらの技術を利用して効率的に開発を進める方法を学べます。具体的な使い方から、実際にアプリケーションをデプロイする過程まで、初心者でも理解しやすいように丁寧に説明されています。また、無料で試せる点も大きな魅力です。GCPを用いた開発に興味がある方、すでに使用しているがさらに深く理解したい方にとって本書は良い参考書となるでしょう。短いながらも実践に役立つ知識が凝縮されているため、読む価値は十分にあります。

▼書籍概要

書籍名GCPの教科書II 【コンテナ開発編】 KubernetesとGKE、Cloud Run、サービスメッシュを詳解
対象レベル初心者〜中級者
ひとこと説明GCPでコンテナ開発をマスター!Kubernetesからサービスメッシュまで一冊で完全解説
著者クラウドエース株式会社 (著), 飯島 宏太 (著), 高木 亮太郎 (著), 妹尾 登茂木 (著), 富永 裕貴 (著)
発売日2020/5/27
ページ数248ページ
出版社リックテレコム
中身(目次)第1章 Google Cloud Platformの紹介
第2章 Google Container Registry
第3章 Cloud Build
第4章 Kubernetes
第5章 GKE
第6章 Cloud Run
第7章 サービスメッシュ
読んだ人のクチコミ・Kubernetes、GKE、サービスメッシュなどの要点をさっと学びたい人におすすめの一冊
・上司に薦めれれて読みましたが内容が濃くて非常に参考になりました

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Google Cloud エンタープライズIT基盤設計ガイド

8冊目に紹介するGCPのおすすめ本は基幹システム(エンタープライズ)向けの本である「Google Cloud エンタープライズIT基盤設計ガイド」です。この本は、Google Cloudを使ったシステム設計に必要な知識を網羅した指南書です。カテゴリーごとにデータベースやセキュリティ、機械学習など特に大事なサービスについて丁寧に解説しています。特に、ハイブリッドクラウドやデータ分析基盤といった現代の企業が直面する具体的なシナリオに沿った設計の進め方やポイントが収録されているのが魅力です。DX時代の企業システムに不可欠な知識を、Google Cloudの初心者や経験者など幅広い読者に向けて提供します。企業情報システムを扱う全ての人におすすめの一冊で、クラウドサービスの活用法を具体的に理解したい方には特に役立ちます。

▼書籍概要

書籍名Google Cloud エンタープライズIT基盤設計ガイド
対象レベル初心者〜中級者
ひとこと説明先進のGoogle Cloudを習得!エンタープライズ設計の全てを網羅的に解き明かす指南書
著者遠山 陽介 (著), 深津 康行 (著), 米川 賢治 (著), 小島 仁志 (著)
発売日2022/3/18
ページ数360ページ
出版社日経BP
中身(目次)第1章 Google Cloudの特徴
第2章 コンピューティング
第3章 ストレージ
第4章 データベース
第5章 ネットワーキング
第6章 CI/CD
第7章 データ分析
第8章 機械学習
第9章 IDとアクセス管理
第10章 セキュリティー
第11章 オペレーション
第12章 その他のサービス
第13章 シナリオ[ハイブリッドクラウドの構築]
第14章 シナリオ[データ活用基盤の構築]
第15章 シナリオ[IoT・機械学習システムの構築]
読んだ人のクチコミ・情報システム部門でシステム企画をやってる者です。本書は入門レベルから解説してくれており経験が浅めの私にもよく理解できました。実際に事故なく運用するためにはもう少し高度な内容も勉強したほうが良い気がするので、引き続き勉強していきたいです。

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ハンズオンで分かりやすく学べる Google Cloud実践活用術 AI・機械学習編

GCPのおすすめ本として9冊目に紹介するのは「ハンズオンで分かりやすく学べる Google Cloud実践活用術 AI・機械学習編 Google監修」です。Google Cloudを使ってAI・機械学習の世界に足を踏み入れたい方に最適な一冊となっています。AI・機械学習に特化した本書はGoogle自身が監修し、理論から実践までをカバーした一冊となているため信頼性と実践性を兼ね備えている良書です。

この本は、AI・機械学習を初めて手がける人でも、実際にサンプルデータを使いながら、ハンズオンで丁寧に体験できるように作られています。初めての方はもちろん経験者まで幅広く対応したこのガイドブックは、Google Cloudの世界を深掘りしたい方や効率的にシステム構築したい全ての方にとって必読の一冊と言えます。

▼書籍概要

書籍名ハンズオンで分かりやすく学べる Google Cloud実践活用術 AI・機械学習編 Google監修
対象レベル初心者〜中級者
ひとこと説明Google CloudでAIをマスター!初心者から上級者まで、AI・機械学習を手軽に学べる実践活用本
著者日経クロステック (著), 大澤 文孝 (著)
発売日2021/5/20
ページ数164ページ
出版社日経BP
中身(目次)第1章 Google Cloudの基本
第2章 AI・機械学習サービスの概要
第3章 Cloud Speech-to-Text APIを体験する
第4章 Cloud AutoMLで機械学習を体験する
第5章 BigQuery MLで機械学習を体験する
第6章 Cloud AIの導入・運用時に心得ておくべきこと
Appendix A Cloud Storageのバケットを作成する
読んだ人のクチコミ・AIや機械学習は未経験でしたが本書はハンズオン形式かつサンプルデータも提供されているので実際に手を動かしながら学習を進められました。まだ概要レベルだと思いますが少しずつ知識がついてきています!

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クラウドエンジニアの教科書

GCP(Google Cloud Platform)として次に紹介するおすすめ本は「クラウドエンジニアの教科書」です。

本書はGCPに限らずマイクロソフトのAzure、アマゾンのAWSなど含めたクラウド全般を初心者が学ぶのに最適な入門書です。クラウドの基本的な概念だけでなく、周辺知識や各クラウドプロバイダーの違いについても詳細に解説されています。また、AWS、Azure、GCPなどの主要なクラウドプロバイダーを公平に扱っており、それぞれの特徴についても説明されているため多角的な視点で理解を深められます。さらに、クラウドにおける基本的な事柄だけでなく、IaaSやPaaSの監視、Infrastructure as Code、コンテナの利用など、実践的な知識も提供されています。タイトルの通り、クラウドエンジニアの教科書として非常に有益な一冊です^^

▼書籍概要

書籍名クラウドエンジニアの教科書
対象レベル初心者・入門者(クラウを基本から学びたい人向け)
ひとこと説明AWS、Azure、GCPなど含めたクラウド全般を初心者が学ぶのに最適な入門書
著者株式会社ハートビーツ、佐野 裕、伊藤 俊一、小嶋 宏幸、Namihira
発売日2022/9/10
ページ数320ページ
出版社シーアンドアール研究所
中身(目次)CHAPTER 01 クラウドの概要
CHAPTER 02 クラウドエンジニアの定義
CHAPTER 03 クラウドの世界観
CHAPTER 04 クラウドのユーザー管理と権限設定
CHAPTER 05 クラウドの認定資格
CHAPTER 06 クラウドを試してみる
CHAPTER 07 クラウドを使ったシステムの費用
CHAPTER 08 クラウド上でWindowsを扱う
CHAPTER 09 Infrastructure as Code
CHAPTER 10 クラウド上でコンテナを扱う
CHAPTER 11 マルチクラウド構成
CHAPTER 12 IaaSやPaaSの監視
読んだ人のクチコミ・クラウド全般を学びたくて読みました。基本的な概念はもちろん、AWS、GCP、Azureなど主要サービスの特徴も理解できて良かった
・インフラ初心者のエンジニアですが、本書を通じてクラウドやネットワークの基本を身につけることができました。ハンズオンで手触り感を持てる点もGOOD!
・コンテナやInfrastructure as Codeなどの概念にも触れられており、クラウド初心者が一冊目に読む本として最適だと思います

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徹底対策 Google Cloud 認定資格 Cloud Digital Leader 模擬問題集

GCPのおすすめ本で最後に紹介する一冊は「徹底対策 Google Cloud 認定資格 Cloud Digital Leader 模擬問題集: 50問×3セット +40問 190問 クラウド試験徹底対策シリーズ」です。この一冊は、Google Cloud 認定資格の試験の流れや要点を把握しつつ、模擬問題で自信をつけるための理想的な疑似問題集です。

この問題集は、実践的な問題を通じて試験の形式や内容を深く理解し、自信を持って試験に臨めるように設計されています。特に注目すべきは、本書が提供する多彩な学習モードです。実際の試験環境を模した模擬試験モードから、特定の分野に焦点を当てたドメイン別学習まで、様々なアプローチで知識を深めることが可能です。190問という豊富な問題数は、自信を持って試験に臨むための実力をつけるのに十分な量です。この一冊で、Google Cloudの知識を広げ、試験準備を完璧に整えましょう!

▼書籍概要

書籍名徹底対策 Google Cloud 認定資格 Cloud Digital Leader 模擬問題集: 50問×3セット +40問 190問 クラウド試験徹底対策シリーズ
対象レベル初心者〜中級者
ひとこと説明Google Cloud試験攻略!190問で実力アップ、合格を目指すための確かな疑似問題集
著者クラウドスタディーズJP
発売日2023/11/13
ページ数4172ページ
出版社Amazon Services International LLC
中身(目次)1.模擬試験モード
2.一問一答モード
3.ドメイン別総復習モード
4.ドメイン別一問一答モード
5.総仕上げモード
読んだ人のクチコミ・模擬試験の問題が充実しているので試験対策に非常に役立ちました。

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以上、本記事ではGCP(Google Cloud Platform)のおすすめ本・参考書を現役のGCPエンジニアにヒアリングした上で紹介しました。クラウドを扱えるエンジニアは非常に市場価値も高いのでぜひ少しずつ学んでみてください^^

またクラウドコンピューティングにおいてはセキュリティが非常に重要です。「セキュリティについて学べるおすすめ本・参考書23冊!必読本や初心者向けなど」もご参考ください^^

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