【2024年】E資格の合格者おすすめ本や参考書・問題集7冊!難易度やクチコミも
AIエンジニア向けの資格試験である「E資格」を取得したい人向けにおすすめの本(参考書や問題集)を紹介します。
E資格に限らず、資格試験全般に言えることですが出題範囲も広く限られた時間の中で合格するためには、効率的な勉強をすることが肝心です。そして「どの参考書や問題集を選ぶか?」「参考書や問題集をどれだけ活用できるか?」が効率的に勉強をするために重要なポイントの1つとなります。
今回は、実際にE資格を受験して合格した人向けにおすすめの参考書や問題集などのアンケート調査をしました!いわゆる「黒本」と呼ばれる定番問題集もクチコミも含めて紹介します。本サイト独自調査なのでここでしか得られない情報です。本記事ではその結果を元に構成・編集して分かりやすくご紹介します。
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■調査概要
調査方法:インターネットリサーチ(アンケート調査)
調査時期:2023年
対象人数:8人
対象者:E資格に合格した人
▼独学でPythonや機械学習を学びたい人には以下もおすすめです^^
・現役エンジニアが厳選!Pythonのおすすめ本・参考書
・機械学習・ディープラーニングのおすすめ本11冊+α!(初心者〜中級者向け)
・AI・人工知能のおすすめ本ランキング
E資格とは?
E資格とは、ディープラーニングの理論を理解し、適切な手法を選択して実装する能力や知識を有しているかを認定する世界初のAIエンジニア向けの資格試験のことです。近年需要が高まっており注目も集まっているAIやディープラーニングに関する知識と実装スキルを証明する専門的な資格です。
一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が主催しており、Eはエンジニアの略となっております。
また、「JDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了していること」という受験資格がありまして、有料の講座を受けなければ試験すら受験できないです。ただ、教育訓練給付制度で給付金を使うことで最大70%OFFで講座を受講することができます!こちらの給付条件などの詳細は「E資格の過去問は?おすすめ講座・認定プログラムや給付金も紹介」をご覧ください。
シラバスとしては、エンジニア資格ということあって、応用数学、機械学習、深層学習、開発・運用環境という4つのテーマから出題されます。
2022年は1,327名が受験し、982名が合格(合格率74.0%)しており約7割と高いのですが、合格した人の職種や業界を見てみると、本業でエンジニアや研究者をしていたり、ソフトウェア業界に勤務していたり、下地がある程度ある中で高い合格率となっています。
勉強時間や期間も人それぞれで、100時間〜200時間ぐらい、1〜3ヶ月程度で合格している人が多そうです。ただ、初心者や未経験の場合はもう少し勉強時間を確保する必要がありそうです。(AIエンジニアという非常に専門的な職業の資格試験なので、難しい方が受かったときの価値も高まりますね!)
※E資格と似た試験で「G検定」というのがあります。エンジニアというよりはビジネス向けのAI・ディープラーニング資格です。詳しくは「G検定のおすすめ本やテキスト・問題集を合格者が厳選!」をご覧ください^^
E資格おすすめ参考書、問題集(定番3冊)
E資格の概要説明も済んだところで、早速、アンケート調査で合格者に聞いたE資格のおすすめ参考書&問題集を紹介します!まずは合格者が試験対策本として愛用していたというクチコミの多かった3冊を定番本として紹介します。
参考書1:ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装
E資格のおすすめ本の一冊目は「ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装」です。ディープラーニングの本格的な入門書で、ディープラーニングやニューラルネットワークの基礎を学びつつ、名前の通りゼロからPythonを使って実装まで学べます。既存のライブラリなどを使うわけではないのでE資格でも重要な深い部分をカバーできます。
初心者がつまづきやすい「なぜそうなるのか?」というWhyの部分もしっかり解説があるので理解が深まりやすいです。E資格で最もボリュームの多い「深層学習」についてしっかり学ぶことができる良い参考書です。
書籍名 | ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装 |
発売日 | 2016/9/24 |
著者 | 斎藤 康毅 |
ページ数 | 320ページ |
出版社 | オライリージャパン |
本の概要 | ディープラーニングの本格的な入門書。ディープラーニングやニューラルネットワークの原理を基礎から学びつつ、Pythonを使って実装をすることで理解を深めていくことができます。 |
どんな人におすすめか | E資格の勉強をまず手始めにやろうと思っている人、これから深層学習の勉強を始めたい人、仕組みや原理をしっかり理解して試験対策をしたい人 |
おすすめポイント | コンピューターの専門書としては異例の大ヒットを記録した人気の本です!E資格の合格者がこぞって推薦している参考書なので購入して勉強しておけば間違いは無いです! |
中身(目次) | 1章 Python入門 2章 パーセプトロン 3章 ニューラルネットワーク 4章 ニューラルネットワークの学習 5章 誤差逆伝播法 6章 学習に関するテクニック 7章 畳み込みニューラルネットワーク 8章 ディープラーニング 付録A Softmax-with-Lossレイヤの計算グラフ |
読んだ人のクチコミ | ・何冊か深層学習(ディープラーニング)の入門書を読みましたがこの本が一番分かりやすいです ・E資格の対策として購入したがとても満足です。ちょっとプログラムの部分が難しかったですが講座と組み合わせることでなんとかディープラーニングの理解を深めることができました ・まずは基礎から始まり少しずつ深い技術の解説に進んでくので、初心者でも勉強しやすかった |
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参考書2:ゼロから作るDeep Learning② ―自然言語処理編
E資格のおすすめ本の2冊目は「ゼロから作るDeep Learning② ―自然言語処理編」です。一冊目に紹介した「ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装」の続編です。本書では自然言語処理や時系列データ処理を中心にわかりやすく解説がされており、ディープラーニングの仕組みや原理をひとつずつ紐解きながら、実際に手を動かし、深い部分を学んでいくことができます。
こちらの参考書もE資格合格者アンケートでおすすめされる確率が高かったので、1冊目と合わせて用意して勉強しておくのがおすすめです!
書籍名 | ゼロから作るDeep Learning② ―自然言語処理編 |
発売日 | 2018/7/21 |
著者 | 斎藤 康毅 |
ページ数 | 432ページ |
出版社 | オライリージャパン |
本の概要 | 自然言語処理におけるディープラーニングの仕組みをよく理解できる一冊。前作同様、ゼロベースから実装して少しずつ深い部分を理解できます。機械学習といっても何をどう機械が学習しているのかが分かります。 具体的にはword2vecやRNN(リカレントニューラルネットワーク)、LSTMやGRU、seq2seqやAttentionなど、ディープラーニングを支えるこれら最先端の技術を実装レベルでマスターできます。 |
どんな人におすすめか | E資格の勉強をまず手始めにやろうと思っている人、深層学習の基礎を学んだあとにさらに深い部分を学びたい人、仕組みや原理をしっかり理解して試験対策をしたい人 |
おすすめポイント | 本書もE資格の合格者がこぞって推薦している参考書なので購入して勉強しておけば間違いは無いです! |
中身(目次) | 1章 ニューラルネットワークの復習 2章 自然言語と単語の分散表現 3章 word2vec 4章 word2vecの高速化 5章 リカレントニューラルネットワーク(RNN) 6章 ゲート付きRNN 7章 RNNによる文章生成 8章 Attention 付録A sigmoid関数とtanh関数の微分 付録B WordNetを動かす 付録C GRU |
読んだ人のクチコミ | ・ディープラーニングの基礎から技術の中核的な部分の一歩手前までカバーされています。本書だけだと100%にはなりませんが間違いなく良い一冊。 ・E資格の試験対策として購入しましたが、単純にPythonでディープラーニングを動かすのがとても面白かったです。勉強というよりは楽しく理解をすすめることができました。 ・機械がどのように処理しているのか?などの深い部分をちゃんと理解できます。前の本を読んでいれば難易度的にも丁度よいと感じました |
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問題集:徹底攻略ディープラーニングE資格エンジニア問題集 第2版(徹底攻略シリーズ)
次は合格者全員が購入して活用していた試験対策の問題集「徹底攻略ディープラーニングE資格エンジニア問題集 第2版(徹底攻略シリーズ)」、いわゆる「黒本」と呼ばれている本です!こちらは参考書というよりは実際に試験で出てくる問題と解いていく形式の問題集の第2版です。(第3版はいつでるのか?今のところ未定です)
本書では出題傾向を徹底分析した模擬問題を収録し、丁寧で分かりやすい解説も付いているため、間違えた問題をなぜ間違えたのか?を理解して、E資格の試験で高得点を狙うレベルに持っていくことができます。
書籍名 | 徹底攻略ディープラーニングE資格エンジニア問題集 第2版(徹底攻略シリーズ) |
発売日 | 2021/5/31 |
著者 | スキルアップAI株式会社 小縣 信也、斉藤 翔汰、溝口 聡、若杉 一幸 |
ページ数 | 520ページ |
出版社 | インプレス |
本の概要 | AIエンジニア・ディープラーニング資格のE資格の対策問題集(第2版)。「黒本」と呼ばれています。多数の問題を収録しており、解説も充実しています。一冊やり込めば試験に必要な対策をすることができます。 |
どんな人におすすめか | E資格を受験する人、合格したい人(合格者アンケートで使用率100%!) |
おすすめポイント | 本書もE資格の合格者が全員使用していたという必携アイテムの第2版です。JDLA認定プログラムの第1号事業者であるスキルアップAIの講師陣が執筆しているので信憑性も高いです。 |
中身(目次) | 第1章 線形代数 第2章 確率・統計 第3章 情報理論 第4章 機械学習の基礎 第5章 前処理・特徴選択・性能指標 第6章 モデルの評価・正則化・ハイパーパラメータ探索 第7章 教師あり学習の各種アルゴリズム 第8章 教師なし学習の各種アルゴリズム 第9章 強化学習の各種アルゴリズム 第10章 深層学習の概要 第11章 順伝播計算と逆伝播計算 第12章 最適化手法 第13章 畳み込みニューラルネットワーク 第14章 再帰型ニューラルネットワーク 第15章 深層学習を用いた自然言語処理 第16章 深層学習を用いた生成モデル 第17章 深層学習を用いた強化学習 第18章 開発・運用環境 第19章 総仕上げ問題 付録 覚えておくべきPython/NumPyの知識 |
読んだ人のクチコミ | ・問題を解く→間違えたところ・曖昧なところの解説を読む、というループを繰り返して使ってました。解説が充実しているのがとても助かりました。 ・認定プログラムは受講必須ですが、そちらの講座を受けてあとはこの問題集をひたすら対策していたら無事試験に合格できました! ・E資格に合格するためには黒本は100%購入マストです。模擬試験の問題もあるので実際の試験感覚も身につけられます。 ・第3版がいつ発売日なのか未定なので、第2版のこちらを購入しました!結果的に合格できたので満足です♪ |
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E資格おすすめ本(苦手分野別4冊)
続いて、苦手分野があった人が「この本で穴埋めしていました」というように、苦手意識のある分野をより学んでいくための入門書です。合格者アンケートでも使っていたという声がちらほら上がったものを抜粋しています。応用数学、機械学習、深層学習、開発・運用環境という4つのテーマごとに1冊ずつ紹介します!
応用数学:最短コースでわかる ディープラーニングの数学
応用数学が苦手な人におすすめしたい本は「最短コースでわかる ディープラーニングの数学」です。本書はディープラーニングの本質を理解するためには欠かせない数学を最短コースで学ぶことができます。
高校一年生レベルの数学(微分、ベクトル、行列、確率など)から、ディープラーニングに必要な部分だけに絞って、優しく分かりやすく解説してくれます。
書籍名 | 最短コースでわかる ディープラーニングの数学 |
発売日 | 2019/4/11 |
著者 | 赤石 雅典 |
ページ数 | 349ページ |
出版社 | 日経BP |
本の概要 | ディープラーニングの本質を理解するためには欠かせない数学を最短コースで学ぶことができます。高校一年生レベルの数学(微分、ベクトル、行列、確率など)から、ディープラーニングに必要な部分だけに絞って、優しく分かりやすく解説! |
どんな人におすすめか | E資格の勉強をしていて「応用数学」に苦手意識を感じている人、高校数学から復習をしたい人 |
おすすめポイント | 数学が得意でない人、高校数学を忘れてしまった人でも、機械学習およびディープラーニングを理解していける書籍です。必要なところだけを最小限に絞っているので勉強も進めやすいです。 |
中身(目次) | 導入編 1章 機械学習入門 理論編 2章 微分・積分 3章 ベクトル・行列 4章 多変数関数の微分 5章 指数関数・対数関数 6章 確率・統計 実践編 7章 線形回帰モデル(回帰) 8章 ロジスティック回帰モデル(2値分類) 9章 ロジスティック回帰モデル(多値分類) 10章 ディープラーニングモデル 発展編 11章 実用的なディープラーニングを目指して |
読んだ人のクチコミ | ・高校時代は文系で数学はもう忘れていましたが、思い出しながら復習できました ・基礎から着実に学んでいけるので、ディープラーニングの本質や原理がよく理解できます! ・E資格で応用数学が苦手でしたが、本書を読むことで数学の理解もした上で機械学習や深層学習を学べたので、その後の勉強が捗りました |
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機械学習:図解即戦力 機械学習&ディープラーニングのしくみと技術がこれ 1 冊でしっかりわかる教科書
機械学習の単元が苦手な人におすすめしたい参考書は「図解即戦力 機械学習&ディープラーニングのしくみと技術がこれ 1 冊でしっかりわかる教科書」です。本書は機械学習およびディープラーニングを図解形式でわかりやすく学べます。開発の基礎知識もカバーしているので、開発・運用面の知識が弱い人にもおすすめしたいE資格対策の書籍です。
JDLA認定プログラムのE資格対策講座を提供しているアイデミーの中の人が執筆しており、技術・信用の面でも安心して学べますよ。
書籍名 | 図解即戦力 機械学習&ディープラーニングのしくみと技術がこれ 1 冊でしっかりわかる教科書 |
発売日 | 2019/9/2 |
著者 | 株式会社アイデミー 山口達輝、松田洋之 |
ページ数 | 387ページ |
出版社 | 技術評論社 |
本の概要 | 機械学習およびディープラーニングを図解形式でわかりやすく学べます。Aidemyの人が執筆しており、E資格との相性もバツグンです。 |
どんな人におすすめか | E資格の勉強をしていて「機械学習」に苦手意識を感じている人、機械学習・ディープラーニングの基本を知りたい人 |
おすすめポイント | 機械学習やディープラーニングの初学者向けの本です。図解形式なので理解しやすく、基礎的な部分をまず学びたい初心者・未経験者におすすめです! |
中身(目次) | 1章 人工知能の基礎知識 2章 機械学習の基礎知識 3章 機械学習のプロセスとコア技術 4章 機械学習のアルゴリズム 5章 ディープラーニングの基礎知識 6章 ディープラーニングのプロセスとコア技術 7章 ディープラーニングのアルゴリズム 8章 システム開発と開発環境 |
読んだ人のクチコミ | ・図解でわかり易いです。数式やソースコードが出てこないため、多変量解析や機械学習アルゴリズムをざっくりと理解することができます。 ・良くも悪くも網羅的で1つあたりは深すぎず難しくないので、初心者の入門書としては最適だと思います ・機械学習や深層学習について網羅的にかかれているので、どこまでがしっかり理解できて、どこからさらに学ばないといけないかを判断するために使っていました |
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深層学習:最短コースでわかる PyTorch &深層学習プログラミング
深層学習の単元が苦手な人におすすめしたい参考書は「最短コースでわかる PyTorch &深層学習プログラミング」です。
ディープラーニングのアルゴリズムを原理や仕組みレベルから理解できるようになります。また、機械学習の基本から、「CNN」などを使った画像認識ディープラーニングモデルの開発・チューニングまでをじっくり学べるので、この一冊をまず読んでおけばある程度の範囲は理解できる一冊です。
書籍名 | 最短コースでわかる PyTorch &深層学習プログラミング |
発売日 | 2021/9/17 |
著者 | 赤石 雅典 |
ページ数 | 584ページ |
出版社 | 日経BP |
本の概要 | ディープラーニングのアルゴリズムを原理や仕組みレベルから理解できるようになります。原理や仕組みから学べるので、「一体、ディープラーニングが何をしているのか?」が分かるようになります。 |
どんな人におすすめか | E資格の勉強をしていて「深層学習」に苦手意識を感じている人、ディープラーニングの根本的な部分を理解したい人 |
おすすめポイント | なぜ、そうなのか?をしっかり解説してくれるので、技術の深い部分・本質的な部分を理解できます |
中身(目次) | 序章 初めての画像認識 基礎編 1章 ディープラーニングのためのPythonのツボ 2章 PyTorchの基本機能 3章 初めての機械学習 4章 予測関数の定義 機械学習 実践編 5章 線形回帰 6章 2値分類 7章 多値分類 8章 MNISTを使った数字認識 画像認識 実践編 9章 CNNによる画像認識 10章 チューニング技法 11章 事前学習済みモデルの利用 12章 カスタムデータの画像分類 講座 Python入門、NumPy入門、Matplotlib入門 |
読んだ人のクチコミ | ・深層学習について非常に丁寧に説明されており、著者の親切さがにじみ出ています。しっかり本質的な部分から理解を深められます ・E資格の勉強する前にたまたま読みました。この本で基礎を理解できたのでその後の勉強が頭に入ってきやすかったです |
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開発・運用環境:「プロになるためのWeb技術入門」 ――なぜ、あなたはWebシステムを開発できないのか
最後に開発・運用環境についておすすめ本を紹介します!この分野はドンピシャの本ではなく少し古いのですが実践スキルを身につけるためにも実務経験が無い場合は学んでおくと良いです。
まずは基本的なシステム開発、システム構成について理解をする必要があります。『「プロになるためのWeb技術入門」 ――なぜ、あなたはWebシステムを開発できないのか』は、通信技術とソフトウェア開発技術の両面から、Webシステムのしくみをひとつひとつ確実に解説してくれており、ITに携わる方の基礎レベルが網羅されています。
書籍名 | 「プロになるためのWeb技術入門」 ――なぜ、あなたはWebシステムを開発できないのか |
発売日 | 2010/4/10 |
著者 | 小森 裕介 |
ページ数 | 288ページ |
出版社 | 技術評論社 |
本の概要 | Webアプリケーションの開発方法を、インターネットの仕組みという根本的な部分から豊富な図解を用いてわかりやすく解説します。HTTP通信、サーバー、データベース、セキュリティの知識などもカバー。仕事で実践するための基盤となる知識を身につけるためにとても有益。 |
どんな人におすすめか | webシステムの構造を基礎的な部分から理解したい人、E資格で開発・運用の知識が無いので入門したい人 |
おすすめポイント | webアプリケーションの開発手法を原理原則の深い部分から解説!図解が豊富なので初心者でも分かりやすいです。 |
中身(目次) | LESSON 0:プロローグ LESSON 1:「Webアプリケーション」とは何か LESSON 2:Webはどのように発展したか LESSON 3:HTTPを知る LESSON 4:CGIからWebアプリケーションへ LESSON 5:Webアプリケーションの構成要素 LESSON 6:Webアプリケーションを効率よく開発するための仕組み LESSON 7:セキュリティを確保するための仕組み LESSON 8:おわりに LESSON 9:付録 |
読んだ人のクチコミ | ・web技術の基礎や仕組みについて大変勉強になりました ・本書が無かったらシステム開発をするときにもっと苦戦していた気がします。技術の表面的な部分ではなく深い部分を学べる良書です。 ・少し前の本ですが侮るなかれ!webシステム、アプリケーションの根本的な部分を説明してくれるので色褪せません。 |
合格者の体験記(勉強時間や期間など)
「E資格の過去問は?おすすめ講座・認定プログラムや給付金も紹介」の記事ではE資格の試験概要やシラバスに加えて、勉強方法や勉強時間などを簡単ですが紹介しています。
本記事の参考書情報と合わせてぜひ読んでみてください。
また、Youtube動画のこちらもおすすめです♪
E資格のおすすめの勉強方法
こちらはどの資格試験にも共通する部分ですが、E資格に合格するためのおすすめの勉強方法を紹介します!(個人的な意見ですが、特に問題集を解く→間違えた問題の解説やテキストを読み直す→問題を解く….を繰り返していくことが資格試験の対策においては最も重要だと考えています)
- 勉強計画を立てる
- E資格試験の日程や範囲を確認し、それに合わせて勉強計画を立てましょう。
- 逆算して勉強時間を決め、細かくスケジュールを立てることで、計画的な勉強ができます。
- 参考書や教材を使う
- 試験範囲に合わせた参考書や教材を選び、効率的な勉強をしましょう。分からない箇所は、何度も繰り返し学習することで理解を深めることができます。
- 問題集をたくさん解く
- 問題集をたくさん解くことで、出題傾向や難易度を把握し、試験に対するイメージを持つことができます。
- また、間違えた問題を徹底的に復習することで、苦手分野を克服することが資格試験では重要です
- メモを取る
- 勉強中に気づいたことや重要なポイントは、メモを取ることで復習しやすくなります。
- グループ勉強をする
- 同じ試験を受ける人たちとグループ勉強をすることで、情報交換や共有ができ、励みにもなります。
- 健康的な生活をする
- 大前提ですが、健康的な食生活や睡眠、適度な運動を心がけましょう!無駄に勉強時間だけ長くとってストイックにやっても効率が悪いですし、記憶の定着率も下がってしまいます。しっかりと食事、睡眠、運動は行うようにして、勉強効率をアップさせましょう!
問題集や参考書の選び方
E資格では公式の参考書や問題集が存在しないです。ここではおすすめの問題集や参考書の選び方について学びのスタイル別にご紹介します!
学ぶスタイル | 選び方 |
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基礎知識をじっくり身につけたい | 参考書 |
実践練習をたくさん積みたい | 問題集 |
試験の合格者が使ってた本を知りたい | 本記事を読んでね♪ |
基礎知識をじっくりつけたい→参考書
まずE資格の試験範囲である応用数学、機械学習、深層学習、という分野の基礎知識があまり無い未経験者・初心者などで、「まずは基礎知識を身に着けたい!」という方は、参考書をまず購入して、読み込むことをおすすめします。参考書では網羅的に書かれているため、最低限の基礎知識を詰め込む際に有効です。
実践練習をたくさん積みたい→問題集
基礎知識はある程度持っており、「試験で出題される形式に沿って実際に問題を解いていきたい」という方は、問題集をやり込むのがおすすめです。問題を解いて、間違えた部分の解説を読み込み、また問題を解いて定着させる、、、というのはE資格だけではなく様々な資格試験で必要になる学習サイクルです。
信頼できる情報や合格者のおすすめを知りたい
本の種類が多すぎて迷ってしまう方は、実際に合格した人のおすすめ本を使うことが良いと思います!合格者がどの本を使っていたかは、本記事の中で紹介してますので、参考にしてください^^
問題集や参考書の活用方法
E資格に限らず、資格試験などの勉強では問題集や参考書を活用することが合格への近道です。ここでは問題集と参考書を活用するメリットをそれぞれご紹介します!
問題集のメリット
問題集を使うことで、試験の傾向や難易度を把握することができます。問題集は、過去問や模擬試験などがありますが、どれも実際の試験に近い内容です。問題集を解くことで、自分の弱点や得意分野を見つけることができます。また、時間配分や解答速度も鍛えることができます。
E資格のおすすめ問題集はこちらです!
参考書のメリット
参考書を使うことで、試験範囲の知識を深めることができます。参考書は、基礎から応用まで幅広くカバーしています。参考書を読むことで、問題集だけでは不十分な理解や忘れがちなポイントを補うことができます。また、図や表などで視覚的に学ぶこともできる場合が多いです。
E資格のおすすめ参考書はこちらです!(公式の参考書というのは無いので通常の書籍を参考書として活用しましょう)
おすすめの使い方としては、問題集を解く→間違えた部分を参考書で詳しく学びなおす→再び問題集を解く….というループを回すことです。これによって、自分が間違えた問題だけを深掘りして学習できるのでおすすめです。
以上のように、問題集と参考書をフル活用することで、E資格の勉強方法は効率的になります。しかし、それだけでは足りません。最も大切なのは、継続的に勉強することです。毎日少しずつでもいいので、定期的に復習することが重要です。また、自分に合った勉強スタイルやペースを見つけることも大切です。
E資格対策おすすめ講座(給付金で最大70%OFF)
参考書や問題集の本だけではなく、講座でそもそも基礎を学んだというクチコミも多かったです。
そもそも、冒頭で述べたように、E資格の受験する条件に「JDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了していること」という受験資格がありまして、いずれかの認定プログラムの受講を修了すると、E資格の受験が可能になります。(逆に言えば、これを受講しないとE資格は取得できない!)
給付金を使うことで最大70%OFFで講座を受講することができます!こちらの給付条件などの詳細は「E資格の過去問は?おすすめ講座・認定プログラムや給付金も紹介」をご覧ください。
それでは、E資格を取得するために必要なJDLA認定認定プログラムのおすすめ講座(かつ教育訓練給付制度で給付金が貰える対象の講座)を選抜して紹介します!
キカガク
ディープラーニングハンズオンセミナー(TensorFlowコース) E資格受験プラン
おすすめのE資格対策講座はキカガクです。こちらは一般社団法人日本ディープラーニング協会認定の人気セミナーで、第四次産業革命スキル習得講座の対象で給付金がもらえます。「ディープラーニングの理論を理解し、適切な手法を選択して実装する能力を持つ人材としての知識を身につけ、E資格試験の合格を目指していきます。
E資格以外も含めたキカガクについての解説記事:キカガクの講座詳細、料金、評判
到達目標
- Microsoft Azureを用いてクラウドコンピューティングリソースの管理
- Dockerを用いて機械学習に必要な環境を構築
- ディープラーニングの実装に必要な数学を理解
- Kerasを使用して、Python上でディープラーニングの実装が行える
- JDLAの主催するE資格試験に合格できる知識レベル
身につくスキル
- Dockerを用いた環境構築方法
- Microsoft Azureを用いたのGPUの使用方法や環境構築の方法
- Kerasによる画像・時系列・自然言語の取扱い方も含めた実践的なディープラーニングの実装
- JDLAがE資格取得レベルに求める、「ディープラーニングの理論を理解し、適切な手法を選択して実装する能力を持つ人材」としての知識
料金・給付金
・料金:330,000円(入学料:0円、受講料:330,000円)
・給付金:最大231,000円キャッシュバック!
→実質負担は、99,000円!
コース詳細情報(Reスキル対象)
コース名 | ディープラーニングハンズオンセミナー(TensorFlowコース) E資格受験プラン |
対象者 | 実務経験は不要。基本情報技術者試験相当のコンピュータ知識、およびプログラミングに関する最低限の知識がある方 |
期間 | 30日間 |
料金 | 合計:330,000円(入学料:0円、受講料:330,000円) |
給付金支給額 | 最大231,000円キャッシュバック! |
受講しやすい工夫 | ・eラーニングによる動画での予習、復習が可能。 ・同一内容の講座を他の日程で振替受講が可能。 |
サポート | ・コミュニティにて講師や専門家とのつながりをサポート ・課題に関して不明点があれば質問対応できる |
備考 |
Aidemy Premium[アイデミープレミアム]
AidemyのE資格対策講座もおすすめです。JDLA認定プログラムとして、E資格対策を行います。内容としては機械学習及びディープラーニングを中心とした最新技術についての理論を体系的に学び、豊富な演習問題で機械学習モデルの実装スキルを磨きます。以下のリンクからシラバスを確認できます。
E資格対策講座のシラバスE資格以外も含めたAidemy Premiumについての解説記事:Aidemyプレミアムの講座詳細、料金、評判
到達目標
- 機械学習及び深層学習の理論および実装力を身につけ、日本ディープラーニング協会が開催するE資格を取得する
身につくスキル
- ディープラーニングの実装能力
- Pythonを利用した機械学習モデル構築スキル
- Pandas
- Numpy
- Matplotlib
- データスクレイピング
- 教師あり学習(分類)
- 教師あり学習(回帰)
- RNN
- CNN
- 強化学習
料金・給付金
・料金:327,800円(入学料:0円、受講料:327,800円)
・給付金:最大229,460円キャッシュバック!
→実質負担は、98,340円!
コース詳細情報(Reスキル対象)
コース名 | E資格対策講座(シラバス) |
対象者 | 未経験可 |
期間 | 6ヶ月 |
料金 | ・料金:327,800円(入学料:0円、受講料:327,800円) ・給付金:最大229,460円キャッシュバック! |
受講しやすい工夫 | ・完全オンライン制 ・全ての教科課程のテキストと演習はeラーニング方式 ・チューターによる個別指導はslackを利用したチャットやオンライン面談にて実施 ・指導は17-22時の時間帯で実施し、社会人が終業後に受講しやすくしている |
サポート | ・回数制限なしのチャットサポート ・課題やポートフォリオに対するきめ細やかなコード添削 ・ビデオチャットを活用したオンラインでのマンツーマン指導 |
備考 | 万が一Aidemy Premium の受講後に満足できなければ、受講後の8日以内の申し出で全額返金してくれる制度 |
さいごに&紹介した参考書や問題集
以上、AIエンジニア向けの資格試験であるE資格について、実際にE資格を受験して合格した人向けにおすすめの参考書や問題集などのアンケート調査で聞いた結果を紹介しました。ぜひ参考にしてみてくださいね♪