【Git入門】主な用語とよく使うコマンド一覧
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Gitの主な用語とよく使うコマンド一覧の備忘録です。AWSなどサーバー管理するときによく活用していたのですが、最近プログラミングをしはじめたので復習中です。
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Gitの用語
Gitでよく使われる用語説明です。
用語 | 説明 |
---|---|
Git | 分散型バージョン管理システム |
リポジトリ | ファイルやディレクトリの変更履歴を保存する場所 |
コミット | 変更内容をリポジトリに記録すること |
ブランチ | リポジトリ内で、分岐した独立した作業用の環境 |
プッシュ | ローカルでの変更をリモートリポジトリに送信すること |
プル | リモートリポジトリから最新の変更をローカルに取得すること |
マージ | ブランチでの作業内容を統合すること |
リセット | 直前のコミットまで変更を取り消すこと |
リモートリポジトリ | インターネット上に存在する、複数人で共有するリポジトリ |
以上がGitを使用する際に覚えておくべき基本的な用語です。
Gitの主要コマンド
Gitでよく使う主要なコマンド一覧です。
コマンド | 説明 |
---|---|
git init | 新しいGitリポジトリを作成する |
git clone [url] | リモートリポジトリをローカルに複製する |
git add [file] | ファイルをステージングエリアに追加する |
git commit -m “[message]” | ステージングエリアに追加された変更をコミットする |
git status | 現在のリポジトリの状態を表示する |
git log | コミット履歴を表示する |
git branch | ブランチの一覧を表示する |
git checkout [branch name] | 指定したブランチに移動する |
git merge [branch name] | 指定したブランチを現在のブランチにマージする |
git push | ローカルの変更をリモートリポジトリに送信する |
git pull | リモートリポジトリから最新の変更を取得してローカルにマージする |
git remote add [remote name] [url] | リモートリポジトリを追加する |
git remote -v | リモートリポジトリの一覧を表示する |
git diff [file] | ステージングエリアやコミットした状態と現在のファイルの差分を表示する |
git reset [file] | ステージングエリアから指定したファイルを削除する |
git rm [file] | ファイルを削除して、それを次回のコミットに含める |
以上が、Gitでよく使う主要なコマンドです。この表にはすべてのコマンドが含まれているわけではありませんが、これらのコマンドを覚えることで、Gitを十分に使用できるようになります。
Gitの概要や使い方の説明
ここからはGit勉強中の方や復習したい人向けに、Gitの概要や使い方の説明などをまとめていきます。
Gitとは
Gitは、分散型バージョン管理システムの一つであり、コードやドキュメントなどのバージョン管理を行うためのツールです。Gitを使うことで、複数人で共同開発を行う際のコードの衝突や、変更履歴の管理が容易になります。
Gitの基本的な使い方
1. Gitのインストール&初期設定
まずは、Gitをインストールします。Macの場合、Homebrewを使って brew install git
でインストールすることができます。Windowsの場合は、Git for Windows をダウンロードしてインストールします。
Gitをインストールしたら、自分の名前とメールアドレスを設定する必要があります。これは、コミット時に表示される情報として使われます。以下のコマンドで設定を行います。
$ git config --global user.name "Your Name"
$ git config --global user.email "your.email@example.com"
2. リポジトリの作成
Gitでバージョン管理をするためには、まずリポジトリを作成する必要があります。リポジトリとは、Gitで管理する対象となるフォルダやファイル群をまとめたものです。
リポジトリを作成するには、git init
コマンドを使用します。以下のコマンドを実行すると、現在のディレクトリに新しいリポジトリが作成されます。
$ git init
3. ファイルの追加とコミット
リポジトリを作成したら、ファイルの追加とコミットを行います。ファイルを追加するには、git add
コマンドを使用します。例えば、以下のコマンドで index.html
というファイルをステージングエリアに追加できます。
$ git add index.html
ファイルをステージングエリアに追加したら、コミットします。コミットとは、ステージングエリアに追加されたファイルの変更履歴をリポジトリに記録することです。以下のコマンドでコミットできます。
$ git commit -m "変更内容の説明"
4. リモートリポジトリへのプッシュ
リモートリポジトリとは、複数人で共有するためにインターネット上に存在するリポジトリのことです。リモートリポジトリへのプッシュは、ローカルの変更をリモートリポジトリに送信することです。以下のコマンドでプッシュできます。
$ git push [リモート名] [ブランチ名]
リモート名は、リモートリポジトリの名前です。一般的には、 origin
という名前が使われます。ブランチ名は、プッシュしたいブランチの名前です。
5. ブランチの作成とチェックアウト
ブランチとは、リポジトリ内で独立して管理される履歴の流れのことです。新しいブランチを作成するには、git branch
コマンドを使用します。例えば、以下のコマンドで feature-A
という名前の新しいブランチを作成できます。
$ git branch feature-A
ブランチを作成したら、git checkout
コマンドを使用してブランチを切り替えます。例えば、以下のコマンドで feature-A
ブランチに切り替えられます。
$ git checkout feature-A
6. マージ
別のブランチで作業した結果を、現在のブランチに反映させるには、マージを行います。マージとは、2つの異なるブランチを統合することです。以下のコマンドでマージできます。
$ git merge [ブランチ名]
ブランチ名は、統合するブランチの名前です。
Git利用時の注意点
Gitを使う際には、以下の点に注意が必要です。
- コミットメッセージには、変更内容を明確に記述するようにしましょう。
- ブランチを切る際は、適切な名前をつけましょう。
- コンフリクトが発生した場合は、解決するまでプッシュしないようにしましょう。
- リモートリポジトリを直接操作するのは避けましょう。
- リモートリポジトリから
pull
する前に、ローカルの変更をcommit
するようにしましょう。
以上が、Gitの概要や使い方、利用の流れ、注意することなどのまとめとなります。Gitを使ったバージョン管理をスムーズに行うために覚えておきましょう!
Gitのタグ
Gitには、特定のコミットに対してタグを付けることができます。タグを付けることで、リリースバージョンの管理や、特定のコミットを参照する際に便利です。タグを付けるには、以下のコマンドを使用します。
$ git tag [タグ名] [コミットハッシュ]
Gitのエイリアス
Gitには、コマンドの省略形やエイリアスを設定することができます。エイリアスを設定することで、よく使うコマンドを短縮形で呼び出すことができ、作業効率を上げることができます。エイリアスを設定するには、以下のコマンドを使用します。
$ git config --global alias.[エイリアス名] [コマンド名]
以上が、Gitの基本的な概念や使い方、利用の流れ、タグ、エイリアスなどについてのまとめとなります。Gitを使ってバージョン管理を行う際には、これらの知識をもとに効率的に作業を行いましょう。
Gitを勉強する方法や手順
Gitを勉強するためには、以下のような手順で進めると良いでしょう。
1. Gitの基礎を学ぶ
Gitの基礎的な概念や用語を学ぶことから始めます。以下のようなことを学ぶ必要があります。
- Gitの基本コマンドや用語
- ローカルリポジトリとリモートリポジトリの違い
- コミットやブランチ、マージなどの概念
Git公式ドキュメントや、オンラインのチュートリアルや書籍などから学ぶことができます。
Gitを練習するためのチュートリアルとしては、以下のものがあります。
- Git公式チュートリアル:https://git-scm.com/docs/gittutorial
- Atlassian Gitチュートリアル:https://www.atlassian.com/git/tutorials
2. 実際にGitを使ってみる
Gitを実際に使ってみて、操作の流れや理解を深めます。以下のようなことを実際に行うことが重要です。
- ローカルリポジトリの作成
- コミットの実行
- ブランチの作成やマージ
- リモートリポジトリへのプッシュやプル
ローカルで練習する場合は、Gitのインストールと基本的なコマンドの学習が必要です。また、GitHubやBitbucketなどのオンラインリポジトリを使って、実際のプロジェクトに参加してみることも良いでしょう。
3. Gitの高度な機能を学ぶ
Gitには高度な機能もあり、それらを使いこなすことでより効率的な開発ができるようになります。以下のようなことを学ぶことができます。
- Gitのフック機能やサブモジュールの使い方
- リベースやリモートブランチのトラッキング
- フローの導入やコードレビューの仕組み
これらの機能を理解し、使いこなすためには、より高度な知識や経験が必要となります。チームでの開発やオープンソースプロジェクトへの参加などを通じて、より高度なGitの使い方を学ぶことができます。
4. Gitを使った開発フローを学ぶ
Gitを使った効率的な開発フローを学ぶことも大切です。以下のような開発フローがあります。
- Git Flow
- GitHub Flow
- GitLab Flow
これらのフローを理解し、実際にプロジェクトで適用してみることで、より効率的な開発ができるようになります。
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