【初心者向け】React・Next.jsのおすすめ本11冊!(独学で入門するステップ付き)
今回は初心者がReactやNext.jsを独学で入門するときのポイントや本を紹介します。構成としては、まずはReactやNext.jsの入門におすすめの本を紹介し、それからReactやNext.jsを学ぶにあたって知っておきたい基本や学習のコツなどを紹介していきます。(実際にReactやNext.jsを使いこなすエンジニアの同僚数名にヒアリングをしてピックアップしています!)
本記事最後では、技術書だけにとどまらず独学でReactやNext.jsを学んだ人の勉強方法や体験談を掲載しています。参考書と合わせて学び方の参考にしてみてください♪(ちなみに私も「【独学】Reactを初心者が学んでみた!勉強方法やおすすめ本も紹介」で独学記を書いています!)
より学習を効率化するためにはプログラミングスクールに通ってReactやNext.jsを学ぶのも良い方法です!以下の2つの記事では給付金を使ってかなり安く受講できる方法を解説しています^^(当ブログでも人気コンテンツの1つです)
- 第四次産業革命スキル習得講座(Reスキル)対象!おすすめプログラミングスクール一覧(最大70%の給付金)
- 教育訓練給付金制度対象のプログラミングスクール一覧!条件や対象者も解説
- リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業のプログラミングスクールおすすめ一覧
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初心者がReactやNext.jsを入門するときのおすすめ本
早速初心者向けのReactやNext.jsおすすめ本を紹介していきます。まずはReactやNext.jsを一気にまとめて勉強できる入門書・参考書を紹介します!
これからはじめるReact実践入門 コンポーネントの基本からNext.jsによるアプリ開発まで
React・Next.jsを入門したい方にまずおすすめしたい書籍は「これからはじめるReact実践入門 コンポーネントの基本からNext.jsによるアプリ開発まで」です。本書はReactやNext.jsを用いたアプリ開発の世界に新たに足を踏み入れたい方に最適な一冊です。Reactの基本から始まりTypeScriptを駆使したモダンなアプリ開発に至るまで、一通りをこの一冊でカバーしています。特に実際に手を動かしながら学べるサンプルが豊富に用意してあるため、理論だけでなく実践的な技術も身につけることができるのがGOOD!最新の技術トレンドに対応している点も大きな魅力で、この本を通じて初心者から経験者までがReactの世界で一歩先へ進むための知識とスキルを得ることが可能です。
▼書籍概要
書籍名 | これからはじめるReact実践入門 コンポーネントの基本からNext.jsによるアプリ開発まで |
対象レベル | 初心者向け |
ひとこと説明 | React・Next.jsで始める、最先端アプリ開発の全てをこの1冊で学べる実践入門! |
著者 | 山田 祥寛 (著) |
発売日 | 2023/9/28 |
ページ数 | 668ページ |
出版社 | SBクリエイティブ |
中身(目次) | Chapter 1 イントロダクション 1-1 ReactとJavaScript 1-2 Reactアプリを開発/実行するための基本環境 1-3 モダンJavaScriptの基本 Chapter 2 Reactの基本 2-1 はじめてのReact 2-2 サンプルアプリの内容を確認する 2-3 JSXの基本 Chapter 3 コンポーネント開発(基本) 3-1 コンポーネントを支える基本概念 – PropsとState 3-2 条件分岐と繰り返し処理 3-3 Props/Stateの理解を深める 3-4 より高度なイベント処理 Chapter 4 コンポーネント開発(フォーム) 4-1 フォーム操作の基本 4-2 Stateにおける構造化データの更新 4-3 検証機能の実装 – React Hook Form Chapter 5 コンポーネント開発(応用) 5-1 組み込みコンポーネント 5-2 コンポーネント開発でのスタイル定義 5-3 コンポーネントのその他の話題 Chapter 6 Reactライブラリの活用 6-1 典型的なUIを実装する – MUI 6-2 コンポーネントの見た目/動作をカタログ表示する – Storybook 6-3 外部サービスからデータを取得する – React Query Chapter 7 フックの活用 7-1 コンポーネント描画/破棄時に処理を実行する – 副作用フック 7-2 さまざまな値への参照を準備する – useRef関数 7-3 状態と処理とをまとめて管理する – useReducer関数 7-4 コンポーネントの複数階層で値を受け渡しする – useContext関数 7-5 ステート管理ライブラリ「Recoil」 7-6 関数、またはその結果をメモ化する – memo/useMemo/useCallback関数 7-7 優先順位の低いState更新を区別する – useTransition関数 7-8 フックの自作 Chapter 8 ルーティング 8-1 React Routerの基本 8-2 ルーター対応リンクの設置 8-3 ルーター経由で情報を受け渡しする手法 8-4 Routeコンポーネントの属性 8-5 ルーティングに関わるその他のテクニック Chapter 9 テスト 9-1 単体テスト 9-2 E2Eテスト Chapter 10 TypeScriptの活用 10-1 TypeScriptの基本 10-2 ReactアプリへのTypeScriptの導入 Chapter 11 Next.jsの活用 11-1 Next.jsの基本 11-2 App Routerの基本を理解する 11-3 応用アプリ「Reading Recorder」を作成する 11-4 アプリの実装を読み解く 11-5 Vercelへのデプロイ |
読んだ人のクチコミ | ・React、Nexus.jsの初心者ですが、本書は図解とサンプルコードがたくさん載っているので理解がはかどりました。 ・完全にプログラミングをやったことが無い人よりは、javascriptは多少知っている方のほうが理解しやすいと思います。 ・入門書としてはとても内容が濃い一冊でした!何周もやって実践的なスキルを身に着けていきたい |
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React.js&Next.js超入門 第2版
ReactやNext.jsをこれから勉強したい!という人におすすめの本は「React.js&Next.js超入門 第2版」です。React.jsの入門者向け書籍なので、JavaScriptの入門書を読み終えた層で、React.jsの経験がなくても読めるレベルになっています。私のようなReactやNext.jsの概要や特徴を掴みたい人たちにとっては、この本をやるぐらいで十分かなと思います。もちろん、本格的にフロントエンドエンジニアとして活躍したい方は、この本で入門した後に、さらに別の本で知識・技術レベルを深めていく必要がありますよ!
書籍名 | React.js&Next.js超入門 第2版 |
発売日 | 2021/2/27 |
本の概要 | JavaScriptのフレームワークReact.jsを使ってWeb開発をする方法をわかりやすく解説した入門書です。ReactやNext.jsの経験が無い人でも挫折せずに着実に理解を深められます。 |
どんな人におすすめか | これからReactやNext.jsを使いこなしたい人。Javascriptの入門を終えたレベルでフレームワークを活用したい人。 |
おすすめポイント | ・ReactやNext.js初心者でも挫折せずに学習を進められる ・世界中で人気のユーザインタフェース構築のためのJavaScriptライブラリであるReactをイチから勉強できる入門書 ・基礎から丁寧に説明: ReactとNext.jsの基礎から丁寧に説明しています。初心者でもわかりやすく、実践的な内容が豊富です。 ・ReactとNext.jsを使って実際にWebアプリケーションを開発します |
中身(目次) | Chapter 1 Reactを準備しよう! Chapter 2 JSXをマスターしよう! Chapter 3 コンポーネントをマスターしよう! Chapter 4 フックで状態管理しよう! Chapter 5 Next.jsでReactをパワーアップ! Chapter 6 FirebaseでReactをパワーアップ! 付属:JavaScriptの基本を超簡単おさらい! |
読んだ人のクチコミ | ・初心者にもわかりやすく、丁寧に解説されている。ReactやNext.jsに触れたことがない人でも、この本で学習することができると思う。 ・説明が非常に分かりやすく、Javascript初心者でもReactについて理解をすすめることができました。一部サンプルコードが動かないのですが、逆に自分で調べる経験を付けられるので勉強になりました。 ・JavaScript、jQueryの基礎は分かった状態ですがサクサク読みすすめることができました。サンプルコードが多いのでスキルアップに繋げやすいです。 ・初心者向けの本で、とてもわかり易いのでおすすめです。一方、すでに経験豊富でReactのチュートリアルを自力で読みすすめるレベルの人には優しすぎると思います。 |
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モダンJavaScriptの基本から始める React実践の教科書
次に紹介するReactをより深く学べるおすすめ書籍は「モダンJavaScriptの基本から始める React実践の教科書」です。ReactはJavaScriptの知識を前提とするライブラリですが、本書ではモダンなJavaScriptの基礎から学習して、しっかり仕組みを理解した上でReactの入門をすることができます。もちろんReactの解説も丁寧です。
※本書はこちらでも紹介しています:JavaScriptのおすすめ本・参考書ランキング
書籍名 | モダンJavaScriptの基本から始める React実践の教科書 |
発売日 | 2021/9/17 |
本の概要 | 本書の通りモダンなJavaScriptの基礎から、実践的なReactの使い方まで解説してくれている参考書です。また、TypeScriptにも触れられており、モダンなフロントエンド開発に携わりたい人が身につけておくべきスキルの外観も掴むことができます。 |
どんな人におすすめか | ・Reactを学びたいがJavaScriptのモダンな書き方も一緒に把握したい人 ・コピペじゃなくてちゃんと自分で考えてコードを書けるようになりたい人(基礎からしっかり理解できる) ・Reactの基礎をイチから学びたい人 |
中身(目次) | Chapter1 React を始める前に知っておきたいモダンJavaScript の基礎 Chapter2 モダンJavaScript の機能に触れる Chapter3 JavaScript でのDOM 操作 Chapter4 React の基本 Chapter5 React とCSS Chapter6 再レンダリングの仕組みと最適化 Chapter7 グローバルなState 管理 Chapter8 React とTypeScript Chapter9 カスタムフック 付録 React × TypeScript 実践演習 |
読んだ人のクチコミ | ・Udemyのビデオ内容を凝縮した一冊です。初心者がJavaScriptやReact、TypeScriptの概要を理解するのにうってつけの内容だと思います。 ・これまでのJavaScriptは理解してましたが、モダンなJavaScriptをはじめとする現在のフロントエンド技術が大変よくわかりました。 ・プログラミングで深いスキルを一気に伸ばす目的というよりは、レンダリングの仕組みなど含め、全体像を掴むのに適している本だと思います |
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作って学ぶ Next.js/React Webサイト構築
次に紹介するReactやNext.jsの参考書は「作って学ぶ Next.js/React Webサイト構築」です。ReactベースのフレームワークであるNext.jsを使ったWeb構築の基本と実践を学べる本です。解説がとても丁寧でサンプルコードも豊富なためHTML/CSSに少し触れたことがあればReactの基本からNext.jsまでしっかりマスターできるのでオススメ!
※HTML/CSSを本格的に学びたい人は「HTML・CSSのおすすめ本・参考書ランキング」も参考にしてください^^
書籍名 | 作って学ぶ Next.js/React Webサイト構築 |
発売日 | 2022/7/30 |
本の概要 | ReactベースのフレームワークであるNext.jsによるWeb構築の基本と実践を学べる本です。入門書なので解説がとても丁寧でサンプルコードも豊富なためHTML/CSSに少し触れたことがあればReactの基本からNext.jsまでしっかりマスターできます。 |
どんな人におすすめか | ・HTML, CSS, JavaScriptに少し触れたことがあり、Reactを動かしてみたい人 ・Next.js/Reactを活用してWeb制作をやりたい人 ・これからReactを学びたい人 |
おすすめポイント | ・ステップバイステップでサンプルサイトを構築、実装していくので実践の流れが身につく ・静的生成やサーバーサイドレンダリングも試せる ・APIの呼び出しやページルーティング、状態管理、スタイリングなどもカバー |
中身(目次) | Chpater1 ReactとJSX Chpater2 コンポーネント Chapter3 CSS Modulesとスタイル Chpater4 レイアウトのスタイル Chapter5 画像とアイコン Chapter6 メタデータ Chapter7 外部データの利用 Chapter8 記事データの表示 Chapter9 動的なルーティング Chapter10 React Hooks(フック) |
読んだ人のクチコミ | ・Reactで実際にwebサイトを作るところを体験できるので、ただ本を読むだけでなく実践的な練習ができた ・Next.jsの必要な機能をステップバイステップで一通り網羅することができます。この本をベースに実践を積み重ねていけばReact、Next.jsマスターになれそうです ・最低限、プロゲートなどで入門した後に読むのが良いかもしれません。この参考書は完全にゼロの自分がいきなり読んでも難しかったです。 ・わかりやすい解説とサンプルコードが豊富に掲載されているため、初心者でもスムーズに学ぶことができておすすめです |
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TypeScriptとReact/Next.jsでつくる実践Webアプリケーション開発
次に紹介するReactやNext.jsの参考書は「TypeScriptとReact/Next.jsでつくる実践Webアプリケーション開発」です。本書はReact/Next.jsとTypeScriptを用いてWebアプリケーションを開発する入門書で、TypeScriptの基礎、ReactおよびNext.jsの基礎から学んで、実際にアプリケーション開発まで経験できる内容です。
冒頭の概要説明でReactやNext.jsが求められた背景やなぜ技術的にできるのかという説明があったり、ローカル環境だけでなく実際にherokuなどを使ったデプロイまで学べる、ファイル構成や開発手順、単体テストまでカバーされているなど、独学ではなかなか身につけられない実践的なスキルもカバーされており初心者にとって有り難いです。
書籍名 | TypeScriptとReact/Next.jsでつくる実践Webアプリケーション開発 |
発売日 | 2022/7/25 |
本の概要 | 本書はReact/Next.jsとTypeScriptを用いてWebアプリケーションを開発する入門書で、TypeScriptの基礎、ReactおよびNext.jsの基礎から学んで、実際にアプリケーション開発まで経験できる参考書です。 主な特徴 ・React/Next.jsに必要なTypeScriptの基礎から、実践的な応用まで幅広くカバーしている ・TypeScriptを導入することで、開発効率や品質の向上を図れる点を強調している ・実践的なプロジェクトを通じて、実践的なスキルを身につけられるよう構成されている |
どんな人におすすめか | ・モダンなWebフロントエンド技術を知りたい人 ・ReactやNext.jsとTypeScriptを使用したアプリケーション開発に取り組みたい方 ・ReactやNext.jsを他の簡単な教材で一通り学んでいる人で、環境構築からデプロイまで一気通貫で学びたい人 |
おすすめポイント | ・TypeScriptの基礎、ReactおよびNext.jsの基礎から学んで、実際にアプリケーション開発まで経験できる ・ローカル環境だけでなく実際にherokuなどを使ったデプロイまで学べる ・ファイル構成や開発手順、単体テストまでカバーされている |
中身(目次) | 1 Next.jsとTypeScriptによるモダン開発 2 TypeScriptの基礎 3 React/Next.jsの基礎 4 コンポーネント開発 5 アプリケーション開発1〜設計・環境設定〜 6 アプリケーション開発2〜実装〜 7 アプリケーション開発3〜リリースと改善〜 Appendix Next.jsのさらなる活用 |
読んだ人のクチコミ | ・実践的な内容でサンプルコード例が多いので独学がはかどります。Typescript、React、Next.jsを実際に手を動かしながら学べる点がおすすめです。 ・TypeScriptやReact、Next.jsの機能の基本的な説明はとても分かりやすいです。例えばNext.jsのSSG・SSR・ISRなど混同しがちな部分も丁寧に解説されています。 ・モダンなフロントエンド技術に触れてみたく購入しました。複数の技術を横断で学べるので初心者にはありがたい一冊です。ただ、より深い部分を学びたい場合はやはり専門書を読む必要があります。 ・TypeScriptについて基本的な知識がなかった私でも、本書を読むことで理解できるようになりました。 ・実践的なプロジェクトが多く取り上げられているため、理解が深まりやすかったです。 |
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ReactやNext.jsをさらに学ぶおすすめ本
ここからはReactやNext.jsをさらに深く学びたい人向けのおすすめ本を紹介します!
Reactハンズオンラーニング 第2版
次に紹介するReactの参考書はオライリー本である「Reactハンズオンラーニング 第2版 ―Webアプリケーション開発のベストプラクティス」です。オライリー本なので少し難易度があがるため初心者向けの入門書を一冊やり終えたあとぐらいに買うのがおすすめです。
書籍名 | Reactハンズオンラーニング 第2版 ―Webアプリケーション開発のベストプラクティス |
発売日 | 2021/8/6 |
本の概要 | Facebookが開発したJavaScriptライブラリ「React」の解説書。本書では実際に動くコンポーネントを作りながら、最新のReactの記法について解説しつつ、最新のツールやライブラリも紹介します。初心者から中上級者まで、Reactの今をすばやく学習することができます。 |
どんな人におすすめか | Reactの入門書を一冊終えて最低限の理解がある人。Reactをさらに詳しく学んでいきたい人。 |
おすすめポイント | 関数型プログラミングを意識したJavaScriptの内容、JSX、ステート管理、フック、GraphQLを用いたデータ処理、サスペンスやESLintやPrettierといったコード品質管理など、Reactについて体系的にまとめてくれた良書 |
中身(目次) | 1章 Reactの世界へようこそ 2章 React学習に必要なJavaScriptの知識 3章 JavaScriptにおける関数型プログラミング 4章 Reactの基本 5章 ReactとJSX 6章 ステート管理 7章 フック 8章 データ 9章 サスペンス 10章 テスト 11章 ルーティング 12章 サーバーサイドReact 付録A 開発環境の構築 |
読んだ人のクチコミ | ・Reactをある程度学んだあとに頭を整理したく購入。効率よく書く方法や最新のフレームワークなど、より高度な技術を身に着けたい人におすすめです! ・オライリー本なので基礎の理論から着実に学んでいける。読み応えはあるが読みおえた後は理解がかなり深まっています ・実践的なReactの講座本です。ポイントを抑えつつ幅広く解説してくれており、最新のフロントエンド技術を学ぶのにふさわしい技術書といえます |
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基礎から学ぶ React/React Hooks
次に紹介するReactをより深く学べる書籍は「基礎から学ぶ React/React Hooks」です。本書は「React/React Hooksの基本の習得」と「React/React Hooksを利用した簡単なアプリの作成ができる」という2つをゴールにして、つまずきやすいポイントを確認しながらReact/React Hooksが学べる本です。Reactでつまづく原因の多くがJavascriptの理解が不足しているという点になるので、本書ではJavascriptの技術説明についてもページを割いています。
TODOアプリを実際に開発しながら実践練習をつんでいけるのに加えて、ReactのUIコンポーネントライブラリであるChakra UIを使って、TODOアプリにデザインを組み込んでいくところまで体験できちゃいます!
書籍名 | 基礎から学ぶ React/React Hooks |
発売日 | 2021/8/24 |
本の概要 | 本書は「React/React Hooksの基本の習得」と「React/React Hooksを利用した簡単なアプリの作成ができる」という2つをゴールにして、つまずきやすいポイントを確認しながらReact/React Hooksが学べる本です。ReactのベースとなっているJavaScriptについてもしっかり解説ページを割いています。 |
どんな人におすすめか | ・Javascriptは少し書けるけどさらにモダンなフロントエンド技術を身に着けたい人 ・以前React学習をチャレンジしたけど挫折した人 ・Reactを使いこなしたいが公式ドキュメントを読むのは難しいレベル感の人 |
おすすめポイント | ・Javascript、Reactの基礎をしっかり学んだ上で、実際にTODOアプリケーションを開発したり、UIコンポーネントライブラリであるChakra UIを使って、アプリにデザインを組み込む経験ができる |
中身(目次) | 【CHAPTER 1】Reactを始めるために必要なJavaScriptの知識 【CHAPTER 2】Reactの基礎知識 【CHAPTER 3】 Reactを試してみよう 【CHAPTER 4】Reactの基本をマスターしよう 【CHAPTER 5】React Hooksを基礎から理解する 【CHAPTER 6】TODOアプリ作成にチャレンジしよう 【CHAPTER 7】 Chakra UIでアプリにデザインを組み込む |
読んだ人のクチコミ | ・実際に手を動かしながら学べるのでReactやHooksをスピーディーに理解し、身につけることができました。Reactを学ぶ教材として非常におすすめです。 ・React初学者でしたが解説が丁寧なので基礎からしっかり理解できました ・babelやwebpackのreactとの関連性、reactのDOMの扱い方、HooksなどReactの基本的な機能について理解を深められた |
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基礎から学ぶ Next.js
次に紹介するReact・Next.jsのおすすめ本は「基礎から学ぶ Next.js」です。この本を通じて、Reactの基礎知識を持つ方がNext.jsの魅力とその強力な機能について深く知識を得られるように作られています。特に、React18やNext.js 13といった最新バージョンに対応している点が大きな特徴です。初心者ではなく、ある程度の前提知識を持つ読者を対象にしているため、基本的な内容を飛び越えた実際のアプリケーション開発に役立つ応用技術に焦点を当てています。サンプルデータのダウンロードサービスもあり、実践的なハンズオンを通じて深い理解を促します。Next.jsを使った開発に興味がある方にとって、この本は知識の更新はもちろん新しい技術への理解を深めるための最適な一冊となります。
▼書籍概要
書籍名 | 基礎から学ぶ Next.js |
対象レベル | 初心者〜中級者 |
ひとこと説明 | Web開発の未来を切り拓くNext.jsの全て!次世代のWeb開発者への第一歩を踏み出すための一冊 |
著者 | 大島祐輝 (著) |
発売日 | 2023/7/22 |
ページ数 | 200ページ |
出版社 | シーアンドアール研究所 |
中身(目次) | CHAPTER 01 Next.jsとは CHAPTER 02 Next.jsでWebサイトを作ってみよう(ハンズオン基礎編) CHAPTER 03 ReactとNext.jsの進化 CHAPTER 04 進化したNext.jsでWebアプリを作ってみよう(ハンズオン応用編) |
読んだ人のクチコミ | ・Next.jsを中心に解説してくれている珍しい書籍。ハンズオン形式なので実際に手を動かしながら学ぶことができるため自分にはあっていました。 |
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React Angular Vueをスムーズに修得するための最新フロントエンド技術入門
Reactのおすすめ本として次に紹介するのは「React Angular Vueをスムーズに修得するための最新フロントエンド技術入門」です。フロントエンド開発について勉強したい方やReact、Angular、Vueをもっと深く理解したい方へ向けた効率的に習得できる入門書です。最新のJavaScriptやフロントエンドの技術トレンドを網羅し、読者にフレームワーク間の違いや共通点を明確に理解させます。特に注目すべきは、実際の開発現場で役立つテクニックや概念を親しみやすい言葉で説明している点です。この本一冊で、フロントエンドの基礎から既にフロントエンド開発をしている方にも新しい視点をもたらす一冊です。現代のWeb開発をリードする技術を体系的に手軽に学びたい方におすすめの一冊です。
▼書籍概要
書籍名 | React Angular Vueをスムーズに修得するための最新フロントエンド技術入門 |
対象レベル | 初心者向け |
ひとこと説明 | フロントエンドの未来を切り拓く!React、Angular、Vue完全攻略ガイド |
著者 | 末次 章 (著) |
発売日 | 2021/12/16 |
ページ数 | 284ページ |
出版社 | 日経BP |
中身(目次) | 第1章 従来型WebからモダンWebへ 第2章 最新フロントエンド技術のデモ 第3章 JavaScript開発環境 第4章 最新Webブラウザの機能 第5章 アプリケーションフレームワーク 第6章 ネットワーク経由のAP(I Web API) 第7章 導入のポイント 第8章 お役立ち情報 |
読んだ人のクチコミ | ・モダンなWebフロントエンド技術を手っ取り早く学びたい人におすすめ。ソースコードを用いてプログラミングを詳しく入門できるというよりは技術を広めに紹介してくれています。 |
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Reactビギナーズガイド ―コンポーネントベースのフロントエンド開発入門
Reactのおすすめ本として次に紹介するのが「Reactビギナーズガイド ―コンポーネントベースのフロントエンド開発入門」です。Web開発の世界でいまやReactは必要不可欠な技術の一つとなっています。そんなReactをこれから学び始める方に最適な手引きとなるこの一冊は、Reactの基礎からJSXの使い方、さらに後半部では実際のアプリ開発で役立つツールやライブラリまで幅広くカバーしており、初心者にも理解しやすい方法で解説しています。小さくて管理が容易なコンポーネントを使ったアプリケーションの構築方法を学べるのが魅力的です。ES2015(ES6)の知識があるフロントエンド開発者にとって、この本はReactの世界への入り口として、また新たなスキルを身につけるための強力な一冊と言えます。
▼書籍概要
書籍名 | Reactビギナーズガイド ―コンポーネントベースのフロントエンド開発入門 |
対象レベル | 初心者向け〜中級者向け |
ひとこと説明 | React入門から実践まで!フロントエンド開発の第一歩を支えるビギナーズガイド |
著者 | Stoyan Stefanov (著), 牧野 聡 (翻訳) |
発売日 | 2017/3/11 |
ページ数 | 248ページ |
出版社 | オライリージャパン |
中身(目次) | 第1部 基礎 第2部 実践 |
読んだ人のクチコミ | ・やはり言語を深く学ぶにはオライリー本が良いですね。本書はガッチリしたソースコードで解説も丁寧なのでよく理解することができます。ちょっと実務的なソースコードからは離れているというコメントも見かけましたが、個人的には本書はReactの良い参考書だと思いました。 |
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React開発 現場の教科書
Rasctにおいてより実践的なスキルを身に着けたい人におすすめな参考書は「React開発 現場の教科書」です。本書は、フロントエンド開発の最前線で活躍するエンジニアたちにとって、実践的な知識とスキルを身につけるための貴重なガイドです。特に、Webpackを使ったビルド構築やReduxによる状態管理など現場で求められる技術に深く切り込んでおり、実際のプロジェクトで役立つノウハウが詰まっています。現代のWeb開発における品質やコスト、スケジュールを最適化するための設計思想が豊富に盛り込まれているため、サーバーサイド経験者がフロントエンドの最新動向を学びたい場合にも最適です。初心者ではなくReactの基礎をおさえた上でさらにスキルアップを目指す方にとってこの一冊は理想的な参考書と言えます。
▼書籍概要
書籍名 | React開発 現場の教科書 |
対象レベル | 初心者〜中級者 |
ひとこと説明 | Reactの実践力を磨きたい方に!現場で求められるスキルが学べる現場の教科書 |
著者 | 石橋 啓太 (著), 丸山 弘詩 (編集) |
発売日 | 2018/3/23 |
ページ数 | 336ページ |
出版社 | マイナビ出版 |
中身(目次) | Chapter01「Web開発の動向」 Chapter02「Reactの基本」 Chapter03「Atomic Design」 Chapter04「ソースコードのビルド」 Chapter05「コンポーネントの実装」 Chapter06「CSSの実装」 Chapter07「ロジックの実装」 Chapter08「プロダクトの品質」 |
読んだ人のクチコミ | 入門書では学びづらい実際の開発現場における設計手法や開発手法が紹介されており、まさに現場の教科書です。ソースコードは多少断片的ですが、実際の開発現場と同じくそこはググってカバーすれば良いと思います。 |
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ReactやNext.jsを学ぶにあたって
具体的なおすすめ本を紹介できたので、本の選び方や学び方についても確認しておきましょう!
ReactやNext.jsの本の選び方
ReactやNext.jsの本といっても、とにかくたくさんの入門書・参考書があります。選ぶ際には、以下の点に注意して本を選ぶのがおすすめです。
- 著者の信頼性
- ReactやNext.jsの開発に関する経験や知識がある著者が書いた本を選ぶと、より正確かつ実践的な情報を得ることができます。有名な著者や有名出版社から出版された本を選ぶのも良い方法です。
- 初心者向けかどうか
- 初心者向けの本は、基本的なコンセプトや用語から始まり、実際のプログラムの書き方や実例を通じて徐々に知識を深めることができるように構成されています。初心者向けの本は、ReactやNext.jsを初めて学ぶ人にとって役立つでしょう。
- 実践的な内容かどうか
- 本の内容が実践的であれば、学んだことを実際の開発に応用することができます。実践的な本では、例えば実際のアプリケーションの構築やデバッグ、テストなどの重要なトピックが扱われます。
- 最新のバージョンに対応しているかどうか
- ReactやNext.jsは常に更新されており、最新バージョンで追加された新しい機能や変更点が含まれている本を選ぶことが重要です。
- 評判・クチコミ
- 評判やクチコミをしっかり確認することで、実際に本を使って学習した人たちの意見を知ることができます。特定の本に関するフィードバックやレビューがあるWebサイト(Amazonや楽天など)をチェックすると良いでしょう。
これらのポイントに留意しながら本を選ぶと、より効果的にReactやNext.jsを学ぶことができるでしょう。
ReactやNext.jsの効果的な勉強方法
ReactやNext.jsを効率的に身につけるためにはどうすれば良いでしょうか?例えば、以下のような方法がおすすめです。
- プロジェクトを実際に作る
- ReactやNext.jsを学ぶのに最も効果的な方法は、実践的なプロジェクトを作ることです。単純なTODOアプリケーションから、複雑なeコマースサイトまで、自分で興味のあるプロジェクトを選んで作成してみましょう。
- オンラインのチュートリアルやコースを利用する
- ReactやNext.jsを学ぶためのオンラインリソースは数多くあります。無料のチュートリアルから有料のコースまで、自分に合ったものを選んで学習してみましょう。
- UdemyやProgateなどのオンライン学習プラットフォームには、優れたReactやNext.jsのコースがあります。
- コミュニティに参加する
- ReactやNext.jsのコミュニティは非常に大きく、活発です。Stack Overflow、Reddit、Discordなどのフォーラムで他の開発者と交流し、質問やアドバイスを受けることができます。また、ローカルのMeetupグループやカンファレンスに参加することもおすすめです。
- ソースコードを読む
- ReactやNext.jsはオープンソースであり、GitHub上でソースコードを閲覧することができます。ReactやNext.jsのコードを読むことで、フレームワークの内部構造や設計思想を理解することができます。
- 開発ツールを利用する
- ReactやNext.jsを学ぶための開発ツールは多数あります。React Developer ToolsやNext.jsの公式CLIなどを使用して、開発をスムーズに進めましょう。また、VS Codeなどのエディタを使用して、コードを効率的に書くことができます。
ReactやNext.jsを独学した人の勉強方法・体験談
ここまでで、ReactやNext.jsの初心者向けの入門書、次にReactをさらに深めるための本を紹介してきました。
次は、現在ReactやNext.jsを使える人がどのように勉強していったのか?勉強する上で本や参考書、学習サイトは具体的に何を使ったのか?という事例や体験談をリサーチし、記事にまとめてみました!みんなが成功した方法は他の人にもおすすめできる勉強方法と言えると思うので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
初心者がReactやNext.jsを学ぶときに意識したいポイント3つ
複数のReactやNext.js初学者の成功事例をみることで、いろいろと成功パターンが見えてきました。抽象的なノウハウとして、初学者・入門者向けのReactやNext.js勉強方法をまとめました。
ポイント1:ReactやNext.jsを学ぶ目的を明確にする
ReactやNext.jsなどプログラミングに限らずどのような勉強にも言えることですが「なぜ学びたいのか?」「ReactやNext.jsを使ってどんなプロダクト/アプリケーションが作りたいのか?」などの学ぶ目的そのものを定義しておくことがとても大切です。
プログラミング学習は時間も労力も掛かるので特に最初は大変です。なぜ学ぶのかが自分で納得できていないとモチベーションを維持・継続するのは難しいかなと思います。
ポイント2:ReactやNext.jsの構造や内容を理解する(特にJavaScriptも!)
ReactやNext.jsを練習するときにはコピペ厳禁です!ちゃんと書籍や記事にかかれている構文や構造そのものを理解しましょう!そして、ReactやNext.jsはJavaScriptがベースなので、JavaScriptの知識を前提としています。そのため、JavaScriptの基礎的な概念や文法についてしっかりと理解することが必要です。ReactやNext.jsを学びたい人は、まずProgateや書籍を活用して、JavaScriptの基本を抑えていきましょう!
また、ReactやNext.jsの基本的なコンセプトや機能、ライブラリの使い方についても理解することも重要です。
ポイント3:ひたすら手を動かしてコードを書きまくる
さいごに、これが一番大事なポイントですが、とにかく手を動かして、トライ・アンド・エラーを繰り返していきましょう!ReactやNext.jsなどのプログラミングは「言語」です。言語は使わないと絶対に身につきません。
ReactやNext.jsのチュートリアルやサンプルコードを参考にしながら、自分で実際にコーディングしてみましょう。本を読むだけではなくちゃんとPCを使って、自分でソースコードを記述して、たくさんエラーを出して、原因を見つけて、直して、試行錯誤しながら身につけるのが一番はやいです。
では、先輩たちの事例を1人ずつ紹介していきます!
Reactを独学で身につけた人の勉強方法その1
1人目は大企業で働くWebコーディング担当者の事例です!この方はどのようにReactを独学で勉強・入門したのでしょうか?
①Reactをどう業務で活用したいか?をまず考える
この方はCSSをメインで書いているWebコーダーでした!他のスキルも身につけたいと思ってモダンなフロントエンド技術であるJavaScript、Reactを学んでさらに業務で役割を広げたいと考えていたようです。
②まずはJavaScriptを学習
ReactはJavaScriptの知識が前提となっているため、まずはJavaScriptの基礎を学ぶことを始めたそうです。人気のフレームワークなのでJavaScriptをすっとばしてReactを学習したいという気持ちを抑え、しっかりと基礎から学んでいったそうです。
③React本で学習
ReactはJavaScriptと違ってコピペでなんとなかる言語ではないということで、しっかりをReactの本で基礎を勉強して仕組みを理解しました。ちゃんと基礎を理解しておくのか、それともとりあえずコピペで動くものを作れれば良いとするかによって、その後の伸び率は圧倒的に変わります。(これはプログラミングに限らず、すべての学習やスキルアップに言えることだと思います)
④簡単なアプリケーションを実際に開発する
JavaScriptとReactの入門書を一冊やり込んで基本を身につけた後は、実践あるのみです。この方は趣味である料理に関するアプリケーションを作ってみて、Reactを使った練習を積んでいったそうです。
あとで振り返ると、実際にソースコードを書いて、エラーに頭を悩ませて、トライ・アンド・エラーで開発していくことが一番重要だったと言っています。結局は「手を動かしてナンボの世界」ですねー!
独学で使用した参考書、入門本
Reactを独学で身につけた人の勉強方法その2
2人目はメガベンチャーで働くプロダクトマネージャーの事例です!この方はどのようにReactを独学で勉強・入門したのでしょうか?
①学ぶ目的を明確にした
まず学んだ目的を明確にすることから初めて、エンジニアとより深い会話がしたいということで、本業では非エンジニアながら、平日朝・夜の時間や週末を駆使してReactでのプログラミングを学習しました。
②まずはProgete!1週間でサクッとReactの基本を理解した
学習する目的が明確になったあとは、実際に練習をしていきます。こういう独学体験記ではみなさん御用達(?)のProgateさんです!こちらの方は1-2週間でProgateのReactコースを学習して、基礎を一通り身につけたそうです。1000円の課金で実際にコードを書く訓練ができるので安いですねー!
③隙間時間でYoutube、書籍でより詳しい部分を学んでいった
それ以外はyoutubeや本記事にも書かれている入門書を少し読んで、Reactのさらに詳しい部分を学んでいったそうです!
class App extends React.Component {
constructor(props) {
super(props);
this.state = {count: 0};
}
// handleClickメソッドを定義してください
handleClick(){
this.setState({count:this.state.count + 1});
}
render() {
return (
<div>
<h1>
{this.state.count}
</h1>
{/* <button>タグ内でonClickイベントを追加してください */}
<button onClick={() => {this.handleClick()}}>+</button>
</div>
);
}
}
独学で使用した参考書、入門本
Reactを独学で身につけた人の勉強方法その3
3人目はPHPエンジニアの事例です!この方はどのようにReactを独学で勉強・入門したのでしょうか?
①目的:フロントエンド技術も触りたい
PHPエンジニアとして開発をしていましたが、もっとフロントエンド側の技術を知りたくでJavaScriptおよびReactの勉強を始めたそうです。
②ProgateのJavaScriptコース、Reactコースを1周
はい、まずは定番のプログラミング学習サイトProgateです。ProgateではJavaScript、Reactのコースがそれぞれ用意されているので、ここで基本的な概念や記述方法を学びました。
JavaScriptのコースは少し長いですが、1ヶ月もあれば余裕で終わらせることができるそうです。(実際、自分もやりましたが頑張れば両方のコースを2-3週間で終わらせられます)
③本で勉強しつつ、簡単なアプリケーション開発をする
基礎を学んだあとは、実践あるのみです!Reactの本を一冊購入して、参考にしながら、Webアプリケーションの開発をしていったそうです。手を動かすことで、身につきやすくなりますよね♪
ReactやNext.jsの概要や特徴について
ここまででReactやNext.jsのおすすめ本や入門書、独学で学んぶときのポイントや実際に見に付けた人がどう学習したかの事例を紹介してきました。せっかくなので、基本的な知識もここで確認しておきましょう!
ReactやNext.jsを学ぶにあたっての前提知識ですが、ReactとNext.jsは、どちらもJavaScriptのライブラリやフレームワークです。それぞれの特徴や違いなどの基本的な部分について解説していきます!
そもそもReactとは?
Reactは、Facebookが開発したUIコンポーネントのライブラリであり、Webアプリケーションのフロントエンド開発において、高い再利用性や拡張性、保守性を持つコンポーネントベースのアプローチを提供し、様々なUIを作り出すことができます。また、ReactはコンポーネントのUIと状態を分離することで、管理しやすいコードを書くことができます。
Reactの主な特徴をいくつか詳しく説明します。
- コンポーネントベースのアプローチ
- Reactは、UIをコンポーネントとして考えます。コンポーネントとは、小さなUI要素を表す再利用可能な部品であり、これらのコンポーネントを組み合わせてアプリケーション全体を構築します。このコンポーネントベースのアプローチにより、開発者は部品単位でコードを書くことができ、再利用性や保守性が向上します。
- 仮想DOM
- Reactは、仮想DOMを使用してUIを効率的に更新します。仮想DOMとは、JavaScriptのオブジェクトで表現される、実際のDOMの軽量版です。Reactは、コンポーネントの状態が変更されたときに、仮想DOMを使用して変更された部分だけを再描画することができます。この仮想DOMにより、高速かつ効率的なUI更新が可能になります。
- JSX
- Reactは、JSXと呼ばれる、JavaScriptとHTMLを組み合わせたシンタックスを使用します。JSXは、UIの見た目と動作を同時に記述することができ、開発者はHTMLとJavaScriptを別々に書く必要がありません。また、JSXにより、コンポーネントのレンダリングがより直感的であるため、コードの可読性が向上します。
- 単方向データフロー
- Reactでは、データの流れが単方向であるという考え方があります。つまり、親コンポーネントから子コンポーネントへのデータの流れが1方向に限定され、親コンポーネントが子コンポーネントの状態を直接変更することはできません。この単方向データフローにより、コードの予測可能性や可読性が向上します。
- 豊富なエコシステム
- Reactは、巨大なコミュニティを持ち、豊富なエコシステムがあります。Reactの周辺には、ReduxやReact Routerなどのライブラリが存在し、これらを使用することで、より高度な状態管理やルーティングなどの機能を追加することができます。
以上が、Reactの主な特徴の一部です。これらの特徴により、Reactは、高い再利用性や保守性、拡張性があり、高速なUIの更新、コードの可読性や予測可能性の向上、豊富なエコシステムなど、多くの利点を持っています。また、Reactは、フロントエンドの開発において非常に人気が高く、多くの企業や開発者によって使用されています。
Reactのサンプルコード
以下はReactでカウンターアプリを作成する例です。useStateフックを使用して、状態を管理し、ボタンをクリックすることでカウンターの値を増減させることができます。
import React, { useState } from 'react';
function Counter() {
const [count, setCount] = useState(0);
function handleIncrement() {
setCount(count + 1);
}
function handleDecrement() {
setCount(count - 1);
}
return (
<div>
<h1>Counter App</h1>
<p>{count}</p>
<button onClick={handleIncrement}>+1</button>
<button onClick={handleDecrement}>-1</button>
</div>
);
}
export default Counter;
そもそもNext.jsとは?
Next.jsは、Reactをベースにして、サーバーサイドレンダリング(SSR)、静的サイト生成(SSG)、APIルート、開発サーバー、TypeScriptのサポートなどの機能を提供する、Reactのフレームワークであり、アプリケーションをより簡単に作成できるようにするために設計されています。
Next.jsの特徴としては、SSRやSSGといった高度なサーバーサイドレンダリング機能があり、ユーザーにとってスムーズなページ遷移を提供することができます。また、APIルートの機能によって、独自のAPIエンドポイントを作成することができ、サーバーサイドでAPIを処理することができます。
以下は、Next.jsの特徴の詳細です。
- サーバーサイドレンダリング(SSR)
- Next.jsは、サーバーサイドでReactアプリケーションをレンダリングすることができます。これにより、ユーザーにはすぐに表示されるコンテンツが提供され、SEOにも有利です。
- 静的サイト生成(SSG)
- Next.jsは、静的サイトを生成することもできます。これにより、サイトのパフォーマンスが向上し、コンテンツの配信がより高速になります。
- 自動コード分割
- Next.jsは、自動的にページコンポーネントを分割し、必要なときにロードするため、ページの読み込み時間を短縮することができます。
- クライアントサイドレンダリング(CSR)
- Next.jsは、クライアントサイドでもReactアプリケーションをレンダリングすることができます。
- 環境変数のサポート
- Next.jsは、環境変数を簡単に設定できます。これにより、アプリケーションの設定をより柔軟に行うことができます。
- エコシステムの拡大
- Next.jsには、多くのプラグインや拡張機能があります。これにより、様々な機能を簡単に追加することができます。
Next.jsは、Reactをベースにしたフレームワークであるため、Reactの開発スキルがあれば、比較的簡単に学ぶことができます。また、Next.jsは、Reactに比べて柔軟性が高く、多くの機能がデフォルトでサポートされているため、開発効率が向上するという利点があります。
Next.jsのサンプルコード
以下はNext.jsで作成されたホームページの例です。Linkコンポーネントを使用して、別のページに遷移するためのリンクを作成することができます。また、ページごとに固有のURLが自動的に生成されるため、SEOの最適化に役立ちます。
import React from 'react';
import Link from 'next/link';
function HomePage() {
return (
<div>
<h1>Welcome to Next.js</h1>
<p>This is the home page of our Next.js app.</p>
<Link href="/about">
<a>About Us</a>
</Link>
</div>
);
}
export default HomePage;
ReactとNext.jsの違いは?
ReactとNext.jsの違いとしては、Reactはライブラリであるため、React自体が提供する機能はUIコンポーネントのみであり、開発者はReactを使用してアプリケーションの構築を行います。一方、Next.jsはフレームワークであり、Reactに加えてSSRやSSG、APIルートなどの機能が提供されているため、アプリケーション全体を構築することができます。
ReactとNext.jsは、両方ともJavaScriptをベースにしていますが、いくつかの主要な違いがあります。以下にその違いを詳しく説明します。
- フレームワークとライブラリ
- Reactはライブラリであり、単一の機能に焦点を当てています。
- Next.jsはReactベースのフレームワークであり、Reactを拡張して多くの追加機能を提供しています。
- ルーティング
- Reactにはルーティング機能が含まれていません
- Next.jsはルーティングをサポートしています
- サーバーサイドレンダリング
- Reactはクライアントサイドのみでレンダリングされます
- Next.jsはサーバーサイドレンダリングをサポートしています。これにより、SEOやパフォーマンスの向上などの多くの利点があります。
- 静的サイト生成
- Next.jsは、静的サイト生成(SSG)をサポートしており、Reactでは実現できないことができます。これにより、Webサイトの高速化やコンテンツの配信の向上などが期待できます。
- ビルドシステム
- Next.jsは、ビルドシステムを提供しています。これにより、コードの自動分割やパフォーマンスの最適化などが可能になります。
- その他の機能
- Next.jsは、プリレンダリング、APIルート、静的ファイルの配信などの多くの機能を提供しています。
簡単にまとめると、ReactはUIコンポーネントのライブラリで、Next.jsはReactをベースにしたフレームワークであり、高度なサーバーサイドレンダリング機能やAPIルートなどの機能が提供されています。Next.jsは、Reactで実現できない多くの機能を提供しているため、開発効率の向上やパフォーマンスの最適化などが期待できます。
結局、ReactとNext.jsのどっちを勉強するのが良いの?
先程の違いはNext.jsが多機能で便利のような印象になってしまいましたが、そういうわけではありません。ReactとNext.jsは、それぞれ独自の用途があり、目的が異なります。
ReactはUIを構築するためのライブラリであり、Next.jsはReactをベースにしたフレームワークであり、サーバーサイドレンダリングや静的サイト生成などの機能を提供します。
Reactを学ぶことは、Webアプリケーションのフロントエンドを構築する上で重要なスキルであり、Reactに精通していることは、Web開発者としての価値を高めることができます。
Next.jsを学ぶことも同様に重要ですが、それはより高度な開発のためのツールとして位置付けられます。Next.jsは、サーバーサイドレンダリングや静的サイト生成などの機能を提供することによって、SEOやパフォーマンスの最適化などの目的を達成するために使用されます。
したがって、ReactとNext.jsは、それぞれ異なる目的を持っており、どちらか一方だけを学ぶことが最適な場合があります。ただし、Reactを理解していることは、Next.jsの学習をよりスムーズに進めることができるため、まずはReactの学習をお勧めします。
番外編:ReactやNext.jsの気になる話
ReactやNext.jsのエンジニアの年収はどのぐらい?
ReactやNext.jsのエンジニアの年収は、経験、スキル、業界、地域などによって異なります。しかし、一般的には、日本のIT企業においてReactやNext.jsを使用するWeb開発者の平均年収は、初級レベルで400万円〜600万円、中級レベルで600万円〜800万円、上級レベルで800万円以上となることが多いようです。ただし、これはあくまでも目安であり、個人の能力や経験、会社の規模や業界によって異なります。また、海外企業に就職する場合は、通貨の違いや経済状況によって年収が異なることもあります。
初級、中級、上級のスキル感や経験年数のイメージは?
初級レベルのReact/Next.jsエンジニアとしてのスキル目安としては、以下のようなポイントが挙げられます。
- React/Next.jsを使ったWebアプリケーションの開発経験が1年未満
- コンポーネントの作成、状態管理、ライフサイクルメソッド、イベント処理などの基本的なReact/Next.jsの概念について理解している
- React/Next.jsのコア機能の理解と、JavaScriptやCSSを使った開発ができる
- ReduxやReact Routerなどの関連ライブラリについて基礎的な知識がある
中級レベルのReact/Next.jsエンジニアとしてのスキル目安としては、以下のようなポイントが挙げられます。
- React/Next.jsを使ったWebアプリケーションの開発経験が2年以上
- React/Next.jsのコンポーネントの設計、最適化、テスト、再利用性などについて深い知識を持っている
- 非同期処理、サーバサイドレンダリング、API連携などの高度な開発技術を理解している
- ReduxやReact Routerなどの関連ライブラリの深い知識がある
上級レベルのReact/Next.jsエンジニアとしてのスキル目安としては、以下のようなポイントが挙げられます。
- React/Next.jsを使ったWebアプリケーションの開発経験が5年以上
- React/Next.jsの内部動作や最適化、パフォーマンスチューニングなどについて深い知識を持っている
- Webアプリケーション開発に必要なJavaScriptやCSSの高度な知識を持っており、開発フローの最適化などもできる
- Webアプリケーションの設計、アーキテクチャ、リファクタリングなどについて深い知識を持っている
- 関連ライブラリやツールの実装、カスタマイズ、開発コミュニティへの貢献など、より高度な貢献ができる
ただし、これらはあくまでも目安であり、実際には個人のスキルや経験、会社の規模や業界によって異なる場合があります。
さいごに
さて、以上が「【初心者向け】React・Next.jsのおすすめ本6冊!(独学で入門するステップ付き)」ですがいかがでしたか?冒頭でも紹介しましたが、実際にReactやNext.jsを現場で使いこなしている現役エンジニアにヒアリングして集めた選りすぐりの書籍たちです。
ぜひ本記事をブックマークしておくなど、何度も思い出してもらえると嬉しいです!
▼もっと本格的にReactやNext.js、プログラミングを学びたい人はこちらをどうぞ!